航空券の購入増で景気回復?
2010/07/12 07:21


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今調査は2010年3月8日から3月28日にかけて、世界55か国を対象に2万7665人のインターネットユーザーに対して行われたもの。国毎にインターネットの普及率・自由な回答が出来る比率が異なるため、「国全体の状況」よりは「国の中でネットを自由自在に使える層」における傾向ととらえた方が近しい。
日本の場合、オンライン上での商品購入性向は【男性は本、女性は美容品やファッションアイテム・男女で異なるネットの買い物】や【ネットショッピングの利用経験はパソコンで97.5%・ケータイで14.6%。「書籍・雑誌」がナンバーワン】などでも触れているように、書籍や化粧品、衣料品や靴など、いわゆる「身の回りの小物」が多い。それでは世界全体ではどのような物品が購入されている・される予定があるのだろうか。

↑ 今後6か月の間にオンライン経由で購入するつもりのある商品
【カードが減り現金増加傾向!? 米クリスマス商戦におけるクレジットカードの使われ度合い】などでも触れているが、年末のプレゼント購入にはオンラインが多用される傾向があり、また購入内容も通常の種類とは異なる場合が多いため、11月-12月にかけては「普段オンラインで何を買うか」というデータを得るには好ましくない期間ともいえる。その点、今回のアンケートではその期間は該当しないのが幸い。

資料ではこれら「旅行関係のオンライン購入が増加傾向にあることは、経済状況が改善しつつある兆しかもしれない」と解説している。確かに懐具合に余裕が出てくれば、旅行にも行きたくなるもの。そう考えれば、オンライン上での購入性向の高まりには、ある程度期待をしてもよいのかもしれない。
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