【更新】夕食おかず 理想3品、現実は?
2010/07/12 12:00
【フジッコ(2908)】は2010年7月7日、既婚男女を対象にした「夕食づくりとお惣菜の活用」に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、夕食で理想とするおかず品数は男女共に「3品」と答える人がもっとも多かった。しかし「2品」とする回答率は男性の方が高く、平均値でも女性の方がやや大きい結果が出ている。一方で女性側に「おかず品数の現実」を聞いたところ、平均では2.5品だった([発表リリース])。
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今調査は2010年5月28日から30日にかけてインターネット経由で、東京都在住の既婚女性・既婚男性を対象としたもので、有効回答数は既婚男性400人・既婚女性800人。年齢階層は男性が20-50代で10歳区切りで100人ずつ、女性は専業主婦と共働き主婦が1対1で、それぞれ20-50代で100人ずつ・計800人。
夕食の食卓に並ぶおかずの品数については、これまでも【夕食のおかずはいつも何種類? 2品が5割・理想は●品】や【20代3品、60代はプラス1品……!? 夕食の食卓にあがるおかず数の違い】など、いくつかの結果が出ている。大体は「理想は3品強、でも現実は2品ちょっと」あたりに落ち着いている。
今調査の結果でもその傾向は変わらない。
↑ 夕食のおかず品数、理想と現実
興味を引くのは、男性と女性、つまり夫と主婦とでは「理想の夕食の食卓に並ぶおかずの品数」において、主婦の方が「たくさんの品数を出したい」と考えていること。夫がタンパクだから、というより主婦の「できることなら食卓を自慢の料理で埋め尽くしたい」気持ちが強いのだろう。夫の「たくさん食べたい」よりも妻の「たくさん食べたい」+「夫に自分の料理(と愛情)を示したい」想いの方が強いわけだ。
回答各区分の品数(5品以上は5.5品として概算)に個々の回答率を掛け合わせ、概算的な平均値を算出したのが次のグラフ。
↑ 夕食の理想のおかず品数・平均値
主婦の方が夫よりも「品数を並べたい」という気持ちが強いこと、そして理想と現実の差異が良く見て取れよう。
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