今夏花火大会に行く人は5割強・行かない人1割強の最大の理由は……

2010/07/05 06:56

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花火大会iMiリサーチバンクは2010年7月1日、花火大会に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、この夏に花火大会に行く予定がある・行きたいと考えている人は過半数に達しており、行かない人はわずか1割強でしかないことが分かった。行かない人にその理由を尋ねたところ、もっとも大きな理由として半数以上の人が「人混みが嫌い」と答えており、第二位以降の回答とも合わせ花火大会特有の現象「混雑」が、嫌われている原因なのが見て取れる(【発表リリース】)。



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今調査は2010年6月19日から24日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2195件。男女比・年齢階層比などは非公開。

夜空をキャンパスに見立て、それを一杯に彩るさまざまな、そして迫力満点の色彩たちが印象深い花火大会。夏の風物詩として人ごみや虫さされなど、さまざまなイメージを連想したりもするが、その花火大会に今年行く予定がある人は53.0%。まだ分からない人が三分の一ほどいるが、「行かない」と今から決め込んでいる人は13.8%と1割強に過ぎなかった。

↑ この夏、花火大会に行く予定はあるか
↑ この夏、花火大会に行く予定はあるか

行く予定がある人やまだ分からない人たちに、どのような花火大会が魅力かを聞いたところ、最大の魅力点は「打ち上げ本数が多い」、次いで「大きな花火がある」「迫力がある」など、花火大会や打ち上げられる花火の規模・インパクトの大きさが上位を占めていた。それでは逆に「行かない」とした人たちは、どのような理由を持っているのだろうか。

↑ この夏、花火大会に行かない理由は何か(複数回答)
↑ この夏、花火大会に行かない理由は何か(複数回答)

花火トップは55.4%の「人混みが嫌い」。花火大会には付き物な混雑を嫌うのならば、行かないのも仕方がない気はする。また冒頭でも触れたが第二位の「交通機関の混雑や道路渋滞がすごい」も、混雑には変わりなく「現地」か「行き来」の違いでしか無い事を考えると、混雑ぶりが花火大会を敬遠させるもっとも大きな要因であることが分かる。

「花火が好きでない」人は3.0%しかいない。テレビやインターネットの中継でも花火大会のようすを知ることはできるが、やはり目の前で視野のすべてを埋め尽くし夜空に広がる花火の彩りと、鼓膜を震わす大音響などのだいご味は、現場で無いと味わえない。主催者側は色々と工夫をし、混雑緩和にいそしみ、少しでも「行かない理由」を減らしてほしいものだ。



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