【更新】10代は29.5%が「幽霊やお化けを見たことある」-体調など心身との関係は?
2010/06/29 05:14
ヒューマは2010年6月28日、「幽霊やお化けを見る人・見ない人の違いについて」の調査結果を発表した。それによると調査母体においては、2割近くの人が「幽霊やお化けを見た経験がある」と回答していることが分かった。また体調や睡眠、気分の波など精神的な傾向と「幽霊やお化けを見た経験」には相関関係らしきものがあることが確認されている([発表ページ])。
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今調査は2010年3月3日から5月7日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は4733人。男女比は1115対3618で、年齢階層比は10代1.8%・20代13.1%・30代33.0%・40代31.4%・50代14.6%・60歳以上6.0%。
それが本物か否かは別として、本人が幽霊やお化けであると認識したものに遭遇、見たことがあるとする人は、全体では19.5%に達していた。中でも全体の1.2%は「良く見る」と答えている。
↑ 幽霊やお化けを見たことはありますか
年齢階層別に見ると、全般的に若年層ほど「見た」とする回答が多いことが確認できる。
資料ではこれら「幽霊やお化け」と認識されたものが「本物」であるか否かには触れず、体調や精神の動向との関連性について各種データを提示している。箇条書きにすると、
・幽霊やお化けなどをよく見る人ほど、夢を見ることが多い
・幽霊を見たことがある人は、体調を崩しやすい傾向
・幽霊やお化けなどをよく見る人ほど「かなり気分が不安定である」の回答が多い
・幽霊やお化けなどをよく見る・見たことがあるという人は、芸術への関心が高い人が多い傾向
↑ 「幽霊やお化けを見たことはありますか」の回答別・体調の良好度
となる。体調との関係についてグラフを生成したが、「良く見る」人は3割強が「かなり体調を崩しやすい」とし、「見たことがある人」も「体調を崩しやすい」派(赤系統のエリア)が大きめなのが分かる。
今回結果からは体調不良になりやすく、感受性の高い人ほど「幽霊やお化けを見る」傾向があることが確認できる。それらが本物なのか「幽霊やお化けを誤認してしまいがち」なのか、今回発表されたデータからだけでは分からないが、興味深い結果であることには違いない。
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