「男の料理」ご飯が炊ける人は9割強、では煮物料理や魚の三枚おろしは?

2010/06/26 06:59

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男の料理iMiリサーチバンクは2010年6月23日、男性の料理に関する調査結果を発表した。それによると調査母体(男性)のうち料理が出来る人において、炊飯が出来る人はほぼ100%に達していたものの、揚げ料理では6割強、魚の三枚おろしともなると4割程度に留まっていることが分かった。男性も女性同様、料理の得手不得手は色々とあるようだ(【発表リリース】)。



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今調査は2010年6月12日から18日にかけてインターネット経由で男性に対して行われたもので、有効回答数は1017件。年齢階層比は10代106人・20代250人・30代299人・40代217人・50歳以上145人。

調査母体において料理を何らかの形で作ったことがある人は、全体の91.5%に達していた。それらの人たちに、自分自身の料理の腕前について、代表的な調理法毎に尋ねた結果が次のグラフ。「炊飯」はほぼすべての人がそれなりに出来るが、優れた炊飯器が普及する昨今においては、当然といえば当然の話。

↑ あなたの料理の腕前は(料理を作ったことがある人限定)
↑ あなたの料理の腕前は(料理を作ったことがある人限定)

料理を作ったことがある人は91.5%なので、これらの値に0.915を乗じることで、「調査母体全体における調理度」が分かる。例えば炊飯なら「77.1%+21.5%」×91.5%で90.2%となり、記事タイトルにもあるように9割強の人が炊飯をそれなり以上にできるという計算。

男の料理では
焼き物・炒め物と
揚げ物・煮物の間には
大きなハードルが。
グラフは「十分できる」の割合順に並べ替えたものだが、「炊飯」「みそ汁」「焼き物・炒め物」の順番を見ていると、「男の料理」としてよくイメージされ、実際に構成される料理がこれらであることがよく理解できる(簡単だからと、毎回のように「炒め物」にしてしまう。そんな経験を持つ、あるいは現在進行形の男性諸氏も少なくあるまい)。

一方、素材を料理に使うためのプロセスとしての「皮むき」「千切り・細切り」はそれなりになるできる人で9割前後に達しているが、「揚げ物」「煮物」になると出来ない人が4割近くに及ぶ。やはり「焼き物・炒め物」と「揚げ物」「煮物」の間の壁は厚くて高い。

揚げものはさすがに手間も時間もかかるし成功までのハードルも高いが、最近では電子レンジをうまく使いこなすことで、煮物料理は比較的容易に作れるようになった。「焼き物や炒め物だけだと少々飽きが……」と考えている人たちは、電子レンジでの煮物料理に挑戦してみてはいかがだろうか。



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