1か月で10%近い伸び・ツイッターの登録数推移など(2010年5月分)
2010/06/11 07:01
シンプルな操作性や導入ハードルの低さから、徐々に話題のまととなりつつある、140文字以内で自己表現をする【ツイッター(Twitter)】。【ちまたで今、話題なサイト「Twitter」・気ままでお気楽なひとり言をワールドワイドで】で解説している通り、2006年7月にサービスを開始、海外では2007年から、日本国内では2009年前後から話題に登るようになった。しかし日本国内では【「ツイッター」認知だけなら4割強、利用率はわずか3%】で解説の通り、利用者はまだごく少数。そのツイッターの実情について、先日【WebProNews】で発表された最新データによると、登録数は2010年5月の時点で1億2200万に達していたことが分かった。今回はこのデータをグラフ化してみることにしよう。
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元記事の解説によれば今データはツイッターのAPIを利用したティレクトリ検索サービス【Twellow】の開発リーダーMatthew Daines氏から定期的に提供されているもの。2009年5月からの総登録数と、そこから逆算できる毎月の新加入数をグラフ化したのが次の図。
↑ Twitterの登録数推移(万人)(WebProNews経由Twellowより)
1か月あたりの新規登録数はこの数か月の間、じわじわと増加しているのが分かる。当然総登録者数も増加する形に(先月比で8.25%のプラス)。先日発表された公式データ【ツイッターの「公式」データを書き起こしてみる】のパワフルさが改めて把握できる形だ。
個々の利用者から放たれた言葉の数、つまり「つぶやき数」は総数では(当然ながら)増加、一人あたりの数でも成長を続けている。
↑ Twitterの累計「つぶやき」数と月あたりの「つぶやき数」、1人あたりの平均「つぶやき数」(回/月)(WebProNews経由Twellowより)
登録数の増加及び時間の経過と共に”累計”「つぶやき」数が増えるのは当然だが(いわゆる幽霊登録者を除く、「有効」登録数が減少していれば話は別)、月あたりの「つぶやき」数を総登録数で割った「一人あたりの月次平均つぶやき数」も2009年7月の大きな跳ねあがりを別にすれば、一様に増加する傾向を見せている。いまだに多くの人が「読んでいるだけ」であることを考えれば、積極利用派がますます積極的になったと考えても良い。
先日別機関の調査結果(【Twitter, now 2 billion tweets per month】)で「月あたりのつぶやき総数が20億件を超えた」と伝えられたが、それがほぼ正しいことが今回のデータでも裏付けられている。
【ケータイコミュニティサイトの三巨頭は「Gree」「mixiモバイル」、そして「モバゲータウン」】や【「ケータイSNS」の傾向を強めるmixi】などでも解説しているように、ウェブ上のコミュニティサービスはモバイルでの利用が活発になると、さらに普及度や浸透度、利用度が加速する。この傾向は先進諸国よりも新興国で特に顕著に見られる(【モバイルインターネットの広がりをかいつまんでみる……インドと中国】)。
それらの状況を考慮すると、今後さらにグラフは上方へ伸びていくのは想像するに難くない。
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