「確かに」から「え、なんで!?」まで…最悪な50の発明品たち
2010/05/31 12:00


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・New Coke(1985年に登場した。旧来の味から大きく変わったため、愛飲者の猛抗議を受けて三か月後には旧タイプが「クラシックコーラ」としてラインアップに加わっている)
・Clippy
・オレンジ剤(ベトナム戦争で使われた除草剤)

・Subprime Mortgages(サブプライムローンショックの元凶)
・Crinoline(昔のファッションの一つ)
・Nintendo Virtual Boy(バーチャルボーイ)
・Farmville(Facebookのゲーム。面白過ぎて皆が時間を費やすため、生産性が落ちた……という逆説的な意味)
・Hydrogenated Oils(トランス脂肪酸)
・Honegar(ハチミツとリンゴ酢を混ぜた、民間療養の薬)
・Hydrogen Blimps(水素を使った気球。現在ではヘリウムが用いられている)
・Hair in a Can(スプレー式のカツラ)
↑ Hair in a Can 。
・DDT
・Auto-Tune(歌を上手に聴かせるための補正技術。結局歌い手の歌そのものが上手くなるわけでなし)
・Red Dye No. 2(発がん性の高い食品着色料)
・Ford Pinto(事故を起こすと爆発の危険性が高い車種。「改善を施すより爆発事故を起した人たちへの賠償金を払う方が安上がり」という内部メモが露呈し大騒ぎとなる)
・Parachute Jacket(パラシュートの役割を果たすジャケット。1912年に設計されて設計者がエッフェル塔からジャンプし、その効用を実証しようとしたが、上手く働かず、当人は昇天してしまった)
・Betamax(いわゆるβのビデオ)
・Baby Cage(1930年代に作られた、窓枠から外にぶら下げる形の、子供用のかご)
・Tanning Beds(日焼け用ベッド)
・Crocs
・Hula Chair(フラフープ的なトレーニングが出来るイス)
・Foursquare
・Pop-Up Ads(ポップアップ広告)
・Phone Fingers(iPhoneなどのタッチパネル用の指サック。【iPhoneを面白ユカイに堪能する6つの周辺用品たち】で紹介済み)
・CFCs(クロロフルオロカーボン。いわゆるフロンガス)
・Plastic Grocery Bags(買物をした時に商品を入れるポリ袋)
・Bumpit(女性の超盛り上げ型なヘアスタイル)
・Electric Facial Mask(顔面マッサージ用のマスク。それはまるでジェイソンのようでもあり)
↑ Rejuvenique Electric Facial Mask。
・Sony CD Copy Protection
・Venetian-Blind Sunglasses(元記事に曰く、センスの悪いサングラス)
・Pet Spa(ペット用のスパ……と聞こえはいいが、回転しないコインランドリーのようなもの)
↑ Hilarious CBS News Report on the "Pet Spa" 。
・Pontiac Aztek(キャッチコピーは「地球でもっとも用途が多い車」。しかし実際にはもっとも酷い車との寸評)
・Snuggie for Dogs(【アメリカで年末年始に売れたもの、ズーズーペットに謎の「スナギー」!?】で紹介したスナギーの犬版)
・Mizar Flying Car(空飛ぶ自動車)
・Asbestos(アスベスト)
・Olestra(食品添加物の一種。ビタミン吸収を妨げ、腹痛や下痢の副作用があることが確認された)
・Comfort Wipe
・Fake Ponytails(ウィッグの一種)
・HeadOn(頭痛薬として登場したが、科学的には何の効用も無いことが判明した)
・Pay Toilets(有料トイレ)
・Tamagotchis(たまごっち、毎日数時間単位で世話をしないとすぐにペットが息絶えてしまうため、多くの子供が泣くことに)
・Leaded Gasoline(有鉛ガソリン)
・Vibrating Ab Belt(腹筋運動用の振動ベルト。心筋梗塞のリスクがあるとされた)

・Smell-o-Vision(匂い付き映画。館内に悪臭を撒き散らすだけだった)
・Smile Checks(日本の京浜急行で導入された【スマイルスキャン】。いわく「社員たちは笑顔を判定するソフトウェアに服従させられる羽目になった」)
・Microsoft Bob(1995年に登場したGUI。本物の部屋を模した見た目を持つ。マッキントッシュの操作性に対抗するつもりだったようだが、結局は失敗談を一つ増やすだけに終わった)
・Vio(コカコーラ社の飲料の一つ)
選定基準が恐らくはTIMEの独断と偏見によるもののため、冒頭でも触れたように「同意できるもの」から「ちょっと疑問を呈したくなるもの」、さらには「異議あり」「価値観は人それぞれなんだし……」的なものまで珠玉混合状態なのが分かる(一部英語表記のままなのは、その多くは日本でほとんど認知されていない商品のため。気になる人は原文から参照してほしい)。
もちろんこれらの発明品(の多く)が、最初から失敗を目的に作られたものではないことも忘れてはならない。当時の技術を駆使し要望に応えるべく、最善を尽くした結果である。商品の展開直後、あるいは時間を経てから否定されたとしても、一様に非難をすることは出来ない。あくまでも「こんなものもあったね、考え直してみれば失敗作だったよね」という感じで受け止めてもらいたい。
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