アメリカの名物男、風船使ってイスに座ったままでイギリス海峡を無事横断
2010/05/31 06:59


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↑ Jonathan Trappe氏のイギリス海峡横断成功を伝えるニュース。
Jonathan Trappe氏がまたがる一人用「気球」は、沢山のヘリウム入り風船をイスにつなげ、さらにナビゲーション・自分の位置を周囲に公知するトラッキング装置、さらには酸素供給システムなどを搭載。さらに航空当局への許認可も忘れていない。彼は出発地点から4000フィート(1200メートル)ほどの高度まで上昇、そして3時間半ほどかけて無事フランス側に到着した。

氏は今回の成功に関して「今件の冒険は風船で空を飛ぶことでは無く、自分の夢とインスピレーションに挑戦し、それをかなえられたということに意味があるのです。私はそのことに大変満足しています」「でもそのことに理解を示してくれる人はあまりいないのですけどね」と話している。
同氏は昨月にもアメリカ・ノースカロライナ州で同じように「飛行船」を用いて109マイル(175キロメートル)もの「空の旅」に挑戦し、成功を収めているなど、「空飛ぶ風船男」として知られている。今回の「イギリス海峡横断」という偉業もまた、彼の戦歴に加えられ、箔をつけるに違いない。
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