イヌとネコ、耳や鼻が良いのはどっち?…イヌとネコのトリビアたち
2010/05/28 05:05
犬も猫も、人間が飼うペットとして代表的な動物として良く知られている。【「小学●年生」は2-3割減!? その他色々な雑誌部数の変化(2009年10-12月データ)】などでもお伝えしている、犬猫専門誌として良く見かける「いぬのきもち」「ねこのきもち」では発行部数の点で犬側に軍配が上がっているものの、犬と猫に関するつばぜり合いはよく見かけるお話ではある。【SPOTLIGHT】では犬と猫に関するさまざまな比較データのトリビアが掲載されていた。今回はその中から気になった項目、「なるほど」と思わせる項目を抽出して紹介することにしよう。
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・犬は狼から進化した。猫は元々ネコ科から進化したもの。
・猫は犬より耳が良い。
・しかし犬は猫より鼻が良い(嗅覚細胞数は人間が500万、猫は1900万、犬は2億)。
・犬は雑食、猫は肉食。
・猫は猿と同じくらいのイメージ的な記憶能力を持つという研究結果がある。一方で犬は猫以上に短期間のイメージ的な記憶力を持ち、猫は1分ほどでそのイメージを忘れてしまうという研究結果もある。
・犬の鼻の部分の溝(指紋ならぬ鼻紋)は、人間の指紋と同じで一頭毎に異なるため、犬の識別に用いられる。
・猫の尿は犬より臭い。
・アメリカ人のうち7750万人が犬を飼っている。平均寿命は12-14年。生涯コストは小型・中型犬で7240ドルから12700ドル、大型犬で5850ドル-7950ドル(※大型犬の方が最大コストが安い理由については不明)。
・アメリカ人のうち9360万人が猫を飼っている。平均寿命は9-15年。室内猫の生涯コストは8620ドル-11275ドル、屋外猫は2445ドル-4150ドル。
・イギリスのブリストル大学の研究結果によれば、猫を飼っている人は犬を飼っている人より大学進学率が高い。しかし北アイルランドのクイーンズベルファスト大学の研究結果によると、猫を飼っている人より犬を飼っている人の方が血圧やコレステロールの面で健康的。
「バウリンガル」「ニャウリンガル」などの玩具もあるものの、人間のように人語を理解する犬猫はおらず、例えば記憶力云々の部分を彼らに聞いて確かめることはできない。人が研究している以上に、犬も猫も色々な不思議を内に有しているのかもしれない。
ちなみに「猫の尿が臭い」云々についてだが、これは猫のフェロモンに関係があるたんぱく質の一種「コーキシン(Cauxin)」によるもの。このコーキシンが触媒として働いてフェリニンなるアミノ酸が創られるのだが、さらにそのフェリニンが分解されて創られる揮発性物質がにおいの元となっているのだそうな。さらに研究が進めば、瞬時ににおいを消しさる猫砂の類も開発されるかもしれない。
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