プレゼント応募者は約7割、もっとも多いのは「飲料についてきたプレゼント」
2010/05/17 12:00


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今調査は2010年4月1日から5日にかけてインターネット経由でおこなわれたもので、有効回答数は1万3710人。男女比は46対54。年齢階層比は10代1%・20代13%・30代33%・40代31%・50歳以上22%。
調査時点において直近一年間で、商品やサービスのプレゼント・キャンペーンに応募をした人は68.3%に達している。「10回以上」が22.8%もいるあたり、調査母体がプレゼントなどへの応募を好む傾向があることがうかがえる。

↑ あなたは直近1年間で何回くらい、商品やサービスのプレゼント・キャンペーンに応募をしましたか(ネットモニター会員の登録キャンペーンなどは除く)
そこで一度でも応募したことがある人68.3%に対し、具体的に「どのような商品・サービスについていた」ものかを聞いてみたところ、もっとも多かったのは「飲料」で49.7%にも及んでいた。

↑ 応募したのはどのような商品・サービスについていたプレゼント・キャンペーンですか(複数回答、応募者限定)
インターネット経由の調査なので、もう少し「ウェブサイトの懸賞など」の値が大きいかもしれない、という予見はあったが、実際には第4位。それより上位の「飲料」「食料品」「お酒」がいかに気軽に応募されているかが分かる。
また、例えば「新聞・雑誌の懸賞」はそれなりに多いのに、同じ従来メディアでも「テレビやラジオの懸賞」は6.2%とかなり小さめの値を見せている。これは「応募のしやすさ・しにくさ」というよりは、「応募要項を手元に残しておけるか否か」が要因のようだ。
プレゼントやキャンペーンは単に「プレゼント対象となる商品、あるいは応募するために手に入れねばならない商品を知らしめたい」以外に、「市場調査をしたい」「商品そのものやその周辺に興味がある人のリストを創って囲い込みたい」という思惑もある。インターネット上で応募の際に「簡単なアンケートにお答えください」「今後当社の新製品に関する情報をメールでお知らせしてもよいですか」などの要件があれば、後者の意図が強いと見てよい。
商品やサービスのターゲットなどにも寄るが、どのような媒体・商品のプレゼントを消費者は好んで応募するのか、今件は貴重なデータといえよう。
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