すべてのドライバーにおススメしたい視力検査

2010/05/17 07:16

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視力検査、かな?一部が欠けたドーナツ状の黒丸がずらりと並び、一定の距離からどの部分が欠けているかを見ることで視力を確認できる「視力検査表」。シンプルで誰もが知っているアイテムなだけに、そのスタイルを利用したさまざまな広告や啓蒙が創られ、行われている。今回紹介するのもその一つで、視力検査表のアイディアをうまく活用した、交通安全のアピールポスター。ドライバーにはドキっとする内容といえる(【The ADS of the World】)。



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↑ ぱっと見は視力検査表。でもそこに描かれているのは、三輪車で遊ぶ子供の姿と、時速
↑ ぱっと見は視力検査表。でもそこに描かれているのは、三輪車で遊ぶ子供の姿と、時速

視力検査……?ぱっと見では単なる視力検査表でしかないが、良く目を凝らすと「欠けた黒丸」ではなく、三輪車に乗った子供の姿が描かれていることが分かる。そして該当する視力の代わりに書かれているのは時速。下に行くほど子供の姿は小さくなり、横に配されている時速も大きなものとなる。一番上は時速40キロだが、一番下は時速140キロにも及ぶ。

そして下に書かれたキャッチコピーは「スピードはあなたの視力を落とします」(スピードの出し過ぎは止めましょう、大切なものも見え難くなります)。スピード違反をすると自分の大切な、あるいは注意すべき対象の子供の姿ですら小さく見えて、気が付きにくくなる(あるいは判断できなくなる)。悲劇を起すことのないよう、スピードには十分注意するように、との注意喚起をしているわけだ。

ボール遊びをする少年たちこれは2009年の8月、ロシアの国家道路交通安全監査局が展開した広告だが、非常にシンプルで分かりやすく、そしてドキっとさせられる、アピール力の高い広告といえる。元記事には他にも同じ種類のポスターとして「ボール遊びをしている少年たち」を描いたものがあるが、これもやはりドライバーの心には深く突き刺さるものとなっている。

実際に科学的な根拠・計算式の元にサイズが計算され、これらのイラストが描かれていわけではない。見た目の大きさはスピードだけでなく、その他の要因にも大きく左右されるからだ。とはいえ、安全運転を啓蒙する役割は十二分に果たしているのは間違いない。


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