【更新】自分の母親度はまだ半分!? 自分の母親と比べた新米ママの「母親度」自己評価、「まだ追いついてない」は81.1%
2010/05/08 12:00


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今調査は2010年4月に20歳から39歳の「既婚」「子供あり」の女性588人に対し、インターネット経由で行われたもの。第一子が0歳代の人は186人・1歳代175人・2歳代135人・3歳代85人・その他7人。
個々の母親達の「母親度」を、自分自身の母親と比較した場合、どの程度に達したと感じているだろうか。色々と巧みにこなし、子供にも喜ばれ、周囲からも評価を受け、自分自身も母親という立ち位置を満喫し、すでに「自分の母親は追い越した」と感じているだろうか。それとも「まだまだだわね……」と自分の母親の偉大さを改めて実感しているだろうか。結果としては81.1%が「まだまだ」派だった。

↑ あなたの「母親度」はあなたのお母様の「母親度」に追いついたと思いますか
「追いついた」「追い越した」派はわずか16.0%。大部分の母親は、自分自身の母親の背中を見て母親業をこなしていることになる。
それでは自分の母親を100点とした場合、自分自身の母親度は何点くらいになるだろう。自己評価をしてもらったところ、50点台がもっとも多く38.4%となった。50-60点台がボリュームゾーンというところか。

↑ 自分の母親を100点とした場合の現在の自分の母親度は何点ですか(有効回答数:477)
全体の平均点は52.6点。乳幼児を第一子に持つ母親たちは、自分の母親と比較して今現在の母親度は「まだまだ半分くらいね」と実感していることになる。
グラフを見直すと、ボリュームゾーン以外に20-30点台にやや大きめな層があるのが気になる。道半ばどころか「三合目くらいしかまだたどり着いていない」という自覚の人が少なくない。
【「お年寄りがいる家」のうち1/4・414万世帯は「一人きり」】などにもあるが、日本では核家族化が進んでおり、母親にとって自分自身の母親が同居している「三世代家族」の構成は少数派となりつつある。

↑ 「1世帯当たり人員」と「同居世帯がある世帯の割合」の推移(再録)
自分の母親から直に「母親として有るべき姿」をその場その場で教えてもらう機会を持たない、現役の新米ママにとって、母親業・母親としてあるべき姿はひとえに「常に道半ば」なのかもしれない。
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