牛乳で一番飲まれるブランドは「明治乳業」、その次はアレ
2010/05/10 06:28


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今調査は2010年4月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3799人。男女比は46対54、年齢階層比は10代1%・20代13%・30代33%・40代30%・50歳以上23%。
調査母体において牛乳を普段飲んでいる人は、頻度はともあれ86.5%という結果が出ている。

↑ あなたは牛乳(低脂肪乳等の加工乳も含む)をどのくらいの頻度で飲んでいますか(再録)
そこでその13.5%に対し、「もっともよく買うのはどこのブランドの牛乳か」について尋ねたところ、固有ブランドで最多票を得たのは「明治乳業」だった。

↑ あなたが日頃もっともよく購入するのは、次のうちどのメーカー・製造者の牛乳ですか(牛乳を飲む人限定)
第二位には【牛乳、食パン、レトルトカレー……プライベートブランド商品、躍進中】などでも触れ、今やライフスタイル構成には欠かせない存在の「プライベートブランド」が入っている。「プライベートブランド」は厳密には”各企業の”プライベートブランドであり、メーカー・製造者単位の区分とは別物。例えば「ダイエーのプライベートブランド」「西友のプライベートブランド」「イオンのプライベートブランド」など発売・製造元別に区切ればもっと票は分散化するはずだが、今件では(回答者側で区分がしにくいことから)まとめてしまっている。そのためこの順位についていると考えれば納得もいく。
個別メーカーよりも気になる値は、「上記以外のメーカー」と「特に決めていない」。前者の多さは「メーカー買い」をする人の指定ブランドが多様化していることを意味しているし、後者が32.0%に達しているのは「牛乳を購入する際にブランドはあまり意識しない人が3割を超えている」ことを表している。
飲用ブランドのこだわり・多様化はともあれ、「特にブランドを意識しない」というのは、創り手側・送り手側すれば少々耳が痛い話でもある。「このブランドが欲しい」という魅力を感じさせていないからだ。お茶やコーヒーなどの他の飲料と比べて没個性化が見える感は否めず、それこそが牛乳そのものが堅調でない理由の一つなのかもしれない。
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