手作りしたいもの、お弁当、家庭菜園、手芸、そしてトップには……
2010/05/07 19:30


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今調査は2010年4月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3708人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代1%・20代12%・30代33%・40代31%・50歳以上22%。
過去一年間にプライベートで何か手作りをしたことがある人は70.8%。その人たちに、「直近で手作りした」ものについて、どうして手作りしたのかを複数回答で尋ねたところ、最多回答としては「既製品より安上がりだから」が挙げられた。35.5%の人が回答している。

↑ 直近で手作りしたものについて、理由としてあてはまるもの(過去一年に手作りした人限定、複数回答)
【OLの外食率は意外に低め、人気が高い持参弁当】などにもあるが、食費節約のためお弁当を持参する人が増えている。「安上がりだから」という理由も「お弁当持参」と浅からぬ関係があると容易に想像がつく。実際、同調査別項目では43.5%の人が「過去一年間に弁当を手作りしたことがある」と回答している。
上位項目をざっと見ると「安上がり」「自分によく合う」「材料を有効活用」などのコストパフォーマンス的な面と、「楽しい」「相手を喜ばせたい」などの心理的な面の効用を期待するという、二つの面から手作りを行っていることが分かる。時間と手間がかかる、失敗するかもしれないなどのデメリットも否定できないが、これらの効用は無視できまい。
それでは今後、どのようなものを手作りしたいか。複数回答で尋ねたところ、トップには「お菓子」がついた。4割強の人が「お菓子を手作りしたい」と答えている。

↑ 今後、あなたはどのようなものを手作りしたいと思いますか。あてはまるものをすべてお選びください(複数回答)

興味深いのは「手作りしたいと思うものはない」という回答。回答率が20.1%なのだが、これは「過去一年間にプライベートで何か手作りをしたことが無い人」の29.1%と比べると9.0ポイントほど少ない。新たに手作りの世界に飛び込もうとしている人が1割近くいる計算になる。
すべての物事を手作りで済ます必要はないが、手作りの良いところを知ることで、出来上がった品物自身だけでなく色々な事を会得できる。自分自身一人で、そして家族で手作りをすれば、楽しさも倍増。【子供に安心して任せられる5つの料理法】にもあるように、情緒教育にもプラスとなるのだから、試さない手はないだろう。
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