「飲んだら乗るな」を身体を張って表現したモニュメント
2010/05/10 06:34


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↑ お酒のボトルの形をした廃車のモニュメント。そしてそれらの車はすべて……

制作には80台の事故車両(総重量は15トン)、高さは20メートルにも渡る巨大なもの。イスラエル内でもっとも交通量の激しい高速道路の分岐点そばに配され、一日あたり100万人もの人の目にさらされたとのこと。飲酒運転をしたものがたどり得る末路を暗示しているかのようで、多くの人は気を引き締めたに違いない。
似たようなコンセプト……大きなお酒のボトルで「飲酒運転禁止」を訴えかけるもの……の広告としては、このようなものも存在する。これはブラジルで展開されたもので、より直接的に「酒に取り込まれるとこんな風になりますよ」というアピールをするモニュメントとなっている。

↑ お酒の瓶に入っているのは、飲酒運転によるものと思われる事故車両。A drunk and crashed car into a bottle. Eu bebo sim - carro batido e be^bado dentro de uma garrafa.
お酒の瓶を模した容器の中に入っているのは、恐らく飲酒運転によるものと思われる事故車両。瓶の底部分はお酒が入っているようにカラーリングされ、「酒浸け状態」なことを暗示させている。
交通事故は本人はもちろん周囲の人にも大きな傷を負わせるもの。しかもそれが自身の過失でもある飲酒運転によるものだとしたら、目も当てられない。これらのモニュメントが必死になって訴えかけようとしているメッセージをしっかりと受け取り、ハンドルを握ってほしいものだ。
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