関連記事を掲載してくれる「LinkWithin」を導入してみる
2010/05/04 12:00
先に【個別記事にちょっとシャレた「つぶやきボタン」を設置してみた】で触れているように、4月上旬から色々とサイトのデザインや機能について細かい部分で手を加え、プラスαの要素を加えている。今回紹介するのもその一つで、個別記事の最後に「関連する記事」を掲載する外部サービス【LinkWithin】というものだ。当方の巡回サイトの一つ【ネタフル】で導入紹介記事が掲載されており、「これは素晴らしい!」と思い早速取り入れた次第。
スポンサードリンク
元々当サイトが使っているライブドアブログには「<$RelatedArticles$>」という、個別記事と同じカテゴリの最新記事を掲載する独自タグが用意されている。ただしこれはあくまでも「最新の」であり、「似たような」記事とは限らない。それに別カテゴリの記事でも似たような内容のはあるはずだ。
元々当サイトは【運営レポート(2010年4月度)】の「一来場者数あたりの平均ページ閲覧数:1.48ページ」という値から見れば分かるように、直帰率(つまり来訪者が最初のページだけを見て帰ってしまう割合)が極めて高い。せめて2ページくらいは読んでほしいかな、と色々模索しており、「「<$RelatedArticles$>」も使ってはみた。しかしさほど効果が無い。文末に「関連記事」を手動で加えてはいるが、これにも限界がある。やはり「関連しそうな記事」を「目立つ形で、興味を引く方法でアピールさせ」ないと改善は難しい。
その点「LinkWithin」なら
・一度設置したらあとは放置でOK(自動化)
・全個別記事に対応
・該当記事の写真が使われるので関心を引く
などのメリットがある。
使い方は簡単で、【入力ページ】に必要事項を入力し、「Get Widget!」のボタンを押すと登場するスクリプトを個別記事(のテンプレート)の「 </body> 」の直前に貼りつける。そして関連する記事一覧を配したい場所に「 <div class="linkwithin_div"></div> 」をおけばよい。
↑ 入力の仕方。一番下のチェックボックスはカラーリングを変えたい時に。
関連する記事の見出しはそのままだと英語。自分の好きなメッセージに変えたい時には <script>linkwithin_text='Your custom text:'</script> を直前に置けば「Your custom text:」の部分が見出しになる。これだけで準備は終了。あとはクローリングを待つだけ。話によると画像付きの「本来の形での関連記事」が表示されるまで、ブログの規模次第で数日かかるとのことだが、案の定当サイトでは現時点では文字列のみの表示となっている。旧サイトだと一部が画像付きで掲載され始めているが……こればかりは表示が開始されるのを大人しく待つしかない。
↑ ちゃんと画像付きで関連記事が出た場合(上)と、タイトルのテキストのみで表示されてしまった場合(下)
【解説ページの説明】によれば、関連記事の選択には「タイトル」「タグ」「内容」などいくつかの要素が用いられるとのこと。海外製のサービスではあるが、精度はさほど悪くない。恐らくは本文中に多出する単語を抜き出して、類似傾向のある記事をリストアップしているのだろう(上記の写真では「花粉症」がそのキーワードと思われる)。記事を書いた当方自身も「確かにこれらは関連性あるよな」と関心させられるほど。
また、記事執筆時点では導入は無料。今後「レベニューシェア」と呼ばれるスタイルをビジネスモデルに採用する予定だが、「オプション」との記載もある。まずは普及させることを先行しているようだ。
今回導入した「LinkWithin」がどこまで直帰率の改善に役立つか。現状ではまだ不明だが、少なくとも見た目が良くなり、いかにも「情報発信メディア」っぽい感じ増しただけでも満足。実益(直帰率の改善)も生じてくれればうれしさも二倍なのだが。
スポンサードリンク