コーヒーチェーン店のコーヒーとファストフードのコーヒー、どちらを選ぶ?
2010/05/04 19:30


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今調査は2010年4月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3732人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代31%・50歳以上23%。
【マクドナルドでコーヒーが1杯タダになる魔法の合言葉】でも触れているが、この数年来ファストフード店、特にマクドナルドはコーヒーに力を入れており、しばしば「マクドナルドのコーヒーはコーヒーチェーン店・喫茶店のより美味しい」という話が話題に登る。美味しさそのものは数量化が困難なため単純比較は難しいが、そのような印象を持つようになった人も少なくない。
今調査結果もそれに関わってくること。何しろ調査別項目の結果では、もっとも好きなコーヒーチェーン店を選んだ最大の理由に「ドリンクの味・品質が良い」が挙げられているのだから。

↑ 最も好きなコーヒーチェーンを選んだその理由は?(複数回答)(上位10位のみ)(再録)
「コーヒーを飲みたい」と思った際に、コーヒーチェーン店、そしてファストフード店の双方が目の前にあった場合、あなたはどちらを選ぶだろうか。調査母体においては「主にコーヒーチェーン店」が35.0%、「主にファストフード店」が18.6%となり、「コーヒーを主眼においた店の選択」という点ではコーヒーチェーン店に軍配が上がる結果となった。

↑ あなたは、コーヒーを飲みたいと思った時に、コーヒーチェーン店と、マクドナルドやミスタードーナツなどのファストフード店があるとしたら、どちらのお店を選びますか
個別店舗で吟味するとまた違ってくる可能性はあるが(上記例ならマクドナルドとスターバックス)、少なくともそれぞれの店舗カテゴリ全体ではコーヒーチェーン店が優勢ということになる。あるいは「コーヒーを飲みたい」にも関わらず、ファストフード店を選んでしまう人が2割近くもいること自身、コーヒーチェーン店には驚異的な状況なのかもしれない。
興味深いのは「状況によって使い分け」が35.0%いること。「コーヒーが飲みたい」という前提があるにも関わらず、他の要件(例えばお財布事情や混み具合など)で判断が左右されてしまうという人は結構多い。それだけコーヒーそのものに対するこだわりは強くない、ということなのだろうか。コーヒーはし好品なため、もう少しこだわりがあっても良いはずなのだが。
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