夫の帰りが遅い時、妻はいつまで夕食を待つ? 44.4%は……

2010/04/27 12:05

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帰りを待つ妻マクロミルは2010年4月20日、料理と夫婦関係に関する調査結果を発表した。それによると既婚女性の調査母体においては、夫の帰りが遅い時には44.4%が「待たずに先に食べる」と回答していることが分かった。「待つ組」では「20時まで」がもっとも多く15.3%を占め、19時-21時まで待つ人を合わせると約4割に達する。中には「何時でも待つ」人も8.7%いた(【発表リリース】)。



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今調査は2010年4月2日から4日にかけてインターネット経由で20歳以上の既婚女性を対象に行われたもので、有効回答数は516人。年齢階層比は20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。

お互いの仕事の都合や子供の有無にもよるが、出来れば夕食は夫婦で食べたいもの。【夕食は配偶者や子供と食べる人が多数、独りで食べる人は五人に一人】にもあるように、夕食は配偶者や子供達と一緒に食べるという人が最多を占めている。

それでは夫の帰りが(通常より)遅い場合、妻は何時頃まで夕食を待つだろうか。調査母体においては「待たずに食べる」という回答が最も多く、44.4%に達していた。設問のニュアンスがあいまいなところもあるが、男性側の立場からすれば「仕方ないかな」「ちょっと悲しいな」という双方の想いが錯綜する、複雑な気分に追いやられる人も少なくあるまい。

↑ 夫の帰りが遅い時、夕食は何時まで待つか
↑ 夫の帰りが遅い時、夕食は何時まで待つか

「待つ派」では20時前後がボリュームゾーン。「20時まで」の15.3%を筆頭に、「19時まで」「21時まで」を合わせて40.7%に達する。「22時まで」になると4.3%と急激に減少することから、「待ってもせいぜい夜の9時までですね」という考えが一般的なのだろう。

なお、「妻が夫の帰りまで夕食を待つ」という状況は、「帰ってくる時間が分かっているので待てそうだから待つ」と「いつ帰ってくるか分からないけど、『この時間までは待っていよう』と考えて待つ」の2通りが考えられる。しかし【夫婦間、メールのやり取りその中身「いつ帰るの?」が一番多いネ】などの結果を見る限り、昔はともかく今はケータイで帰宅時間を気軽にやりとりし、無駄に妻を待たせる機会は少なくなっているものと考えられる。つまり後者のパターンは少ないと見てよいわけだ。

食事をしながらの会話は、それだけでごちそうとなる。仕事などの事情で遅くなる場合はともかく、時間の共有という点でも、出来るだけ共に食事をしたいものである。




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