携帯で良く使われるコンテンツ、新聞? 乗換案内?? それ以上に愛用されるのは…!?
2010/04/22 06:50
マイボイスコムは2010年3月19日、携帯電話のコンテンツに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち携帯電話利用者において、もっともよく使われているコンテンツは「天気」関連情報であることが分かった。その他上位には「新聞・ニュース」「鉄道・乗換案内」など、いつ・どこでも閲覧が可能な携帯電話の長所を活かせるものが占めている(【発表リリース】)。
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今調査は2010年3月1から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3841人。男女比は46対54、年齢階層比は10代1%・20代13%・30代33%・40代31%・50歳以上22%。
調査母体のうち携帯電話を利用している人は95.3%。それらの人に利用経験のある携帯電話のコンテンツ(サービス)について複数回答で聞いたところ、もっとも多くの人が回答したのは「天気」だった。55.2%と過半数の人が「ケータイで天気情報をチェックしたことがある」と答えている。
↑ あなたが利用したことがある携帯電話のコンテンツの内容(携帯電話利用者・複数回答)
次いで多いのは「新聞・ニュース」の49.3%、「鉄道・乗換案内」の43.0%、「着メロ・着うた(フル)」の41.7%。
グラフのうち主に「速報性の高いモノ」「いつも持ち運べる端末だとありがたみが増すもの」を赤く着色してみたが、見事に上位を占めているのが分かる。これらのコンテンツは機動力の低い据え置き型のパソコン上でも役立つ情報に違いは無いが、「その場」「その時点」でなら有益度は跳ねあがる。例えば外出中に雲行きが怪しくなってきた際、「この地域のこれからの天気はどうかな?」と天気予報をチェックしたり、電車の中で「少々小腹がすいたので乗り換え駅で昼食を取りたい。30分時間をとったら、現地には何時に到着できるだろうか」などとダイヤを確認するのは、携帯電話ならではのお話。
他に個別項目では、「ショッピング」利用経験者が17.9%と2割近くいること、グルメ情報は19.4%と人気が高いことなどが目に留まる。
少々気になるのは「利用したことが無い」人が16.2%いること。単純に携帯電話を通話・知り合いや家族とのメールのやり取りだけ(メールの「コンテンツ」ではないので「メールコンテンツ」には該当しない)に利用しているということだろうか。だとしたら少々もったいない話ではある。
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