【更新】自宅に帰ったら靴下は脱ぐ? 履いたまま? 夏冬で大きく異なる室内靴下事情
2010/04/15 06:40
「ブロッチ」を展開するアイシェアなどは2010年4月14日、靴下を自宅で履く習慣に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、夏場自宅で靴下をはいている人は18.0%に過ぎず、一方で冬場になると58.3%にも達していることが分かった。男女別では女性の方が夏冬共に履いている割合が大きく、年齢階層別で見ると若年層の方が履いていない方が多い。足元が冷えないようにとの配慮から、室内でも靴下を履いたままにしておくようすが想像できる([発表リリース])。
スポンサードリンク
今調査はアイシェアが2010年3月25日から3月30日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行ったもので、有効回答数は499人。男女比は54.9対45.1で、年齢階層比は20代30.5%、30代31.9%、40代37.7%。
足が蒸れないように、行儀の問題、リラックスができるからなどの理由で、自宅に戻ったら靴下を脱ぐようにとしつけられた人は多い。一方で例えば寒い時期に素足でいるのは耐えられず、寒さ防止のために厚手の靴下を自宅でも履いたままにしている人も少なくない。他愛もないことではあるが、「そういや、自宅で靴下を履いたままにするのと脱ぐのと、どっちが主流なのかな、他人はどうなんだろうか」と思ったことも一度や二度ではないはず。
そこで夏場と冬場それぞれにおいて、自宅で靴下を履いているか否かについて尋ねた結果が次のグラフ。全般的には「夏場は履かない派が多数」「冬場は履く派がやや優勢」という結果が出た。
↑ 夏の間、自宅で靴下を履いていますか?
↑ 冬の間、自宅で靴下を履いていますか?
・男性よりも女性の方が履く人が多い。特に冬場は男女差が顕著
・夏冬を問わず年齢が高まるほど履く人の割合は増加する
靴下を脱いだ方が解放感が得られるのは事実だが、同時に暖をとれなくなるのも事実。夏場はそれでも良いが、冬場は耐えられないというのが「履く派」の本音。ただ、夏場の「履かない派」の優勢に比べ、冬場の「履く派」の優越度はわずかなものでしかなく、寒さをしのぐことと解放感とでは、解放感の方がやや優勢な感はある(無論自宅の暖房が整備されていて、素足でも寒さを感じにくいから、という場合もある)。
この傾向をもう少し分かりやすくするため、「自宅で靴下履く度」のDI値を算出した結果が次のグラフ。
↑ 自宅で靴下履く度DI値(いつも履く=2、履いている時多し=1、どちらも同じ=0、履かない時多し=-1、いつも履かない=-2)
「夏場の履かない度と比べて冬場の履く度は大人しい」「男性より女性の方が自宅靴下履く度は夏冬を問わず大きい」「歳を経るに連れて自宅で靴下履く度は大きくなる」などの傾向がよく分かる。
個人的には「冬は、自宅にいる時は使い古した靴下を」「夏は、履かない」というパターンを用いている。夏場は靴下を履かない方が気持ちよく過ごせる、冬場は逆に寒くて履かないと寒さが身にしみるのがその理由。もっとも自宅で履く靴下は外行きのとは別の、使い古した、消耗してもかまわない靴下なので、「靴下が早く駄目にならない?」という心配も無用。
今回の調査結果を見て、「なんだ、うちだけじゃなかったのか」と安心する人も多いのではないだろうか。
スポンサードリンク