中学生の検索サイト利用、もっとも人気があるのはやっぱり……
2010/04/02 07:04
学習塾の栄光ゼミナールは2010年3月26日、中学生の学習とインターネット利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体(中学生で携帯電話を持っている人)のうち日頃インターネットをしている人において、もっとも良く使われているインターネット検索サービスは「Yahoo! JAPAN」であることが分かった。全体では66.2%、女子に限れば7割を超える人が「最多利用」と答えている。第二位は「Google」でこちらは25.1%となり、この2つの検索サービスで9割を超える結果となっている(【発表リリース】)。
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今調査は2010年3月4日から6日にかけて携帯電話を持っている中学1-3年の男女に対して携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1。調査担当はネットエイジア。そのうち900人(男子434人、女子466人)が日頃インターネットを利用していると答えている。
インターネット利用(携帯電話に限らずパソコン経由も含む)で検索サービスを使う際に、どのサイトをもっともよく使うかを択一で答えてもらったところ、最多得票となったのは「Yahoo! JAPAN」だった。全体で66.2%にも達している。
↑ 最もよく利用するインターネット検索サービス(日頃インターネットを利用している人ベース)(上位10位抜粋)
第二位には「Google」で25.1%とほぼ四分の一。事実上この2サービスで寡占状態にあると表現しても過言ではない。以前【もっとも使う検索エンジン、トップは約6割を占める……】で日本全体の検索サービス利用について触れたが、こちらはYahoo!が57.5%・Googleが32.8%。比較すると、
「中学生の方が全体と比べると多少ヤフーへの傾倒具合が大きい」
などの傾向が見て取れる。
これを男女別に区分したのが次のグラフ。
↑ 最もよく利用するインターネット検索サービス(日頃インターネットを利用している人ベース)(上位10位抜粋)(男女別)
女子は男子よりも「Yahoo! JAPANへの傾注度が高い」という興味深い傾向が出ている。
あくまでも今データは中学生を対象としたもの。しかし若年層向けのコンテンツを作成する場合には「ヤフーで検索される可能性」を考慮した上で色々と考えた方が、より効果的に読者に読まれる機会が増える、と考えた方がよさそうである。
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