楽しみ方は人それぞれ?「マイクロブログ『Twitter』のおもしろいところランキング」

2010/02/20 07:58

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ツイッターイメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【マイクロブログ「Twitter」のおもしろいところランキング】の結果発表が行われ、第一位には「公式ブログでも見せないような有名人の素顔が見られる」がついた。本当に「素顔」かどうかは本人のみが知るところだが、ブログや公式サイトと比べると「地」が出やすい傾向はあるようだ。



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goo ランキング
マイクロブログ「Twitter」のおもしろいところランキング
1公式ブログでも見せないような有名人の素顔が見られる
2Twitterにしか流れていない情報も多い
3意外に近所でつぶやいている人が多い
4ブログ・SNSほど「自分が書く」ことにこだわらなくて良い
5有名人から返事が返ってくることがある
6位以降を見る
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今調査は2009年12月18日から21日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1077、男女比は49.0対51.0。年齢階層比は40歳代がもっとも多く27.8%、ついで30歳代27.0%、20歳代15.3%など。

140文字以内で自己表現をするミニブログこと【ツイッター(Twitter)】は、【ちまたで今、話題なサイト「Twitter」・気ままでお気楽なひとり言をワールドワイドで】でも紹介したように2006年7月にサービスを開始、海外では2007年あたりから、日本国内では2009年前後から話題に登っている。国内では【「ツイッター」認知だけなら4割強、利用率はわずか3%】でも触れているが利用者はまだまだごく少数。世間一般に対する認知度は限りなくゼロに等しい。

その「ツイッター」の具体的な(システム上の、ではなく役立て方・活用法という意味での)使い方すら分からない人が多数を占める中、「おもしろいところ」を見つけられた人にそのポイントを尋ねてみたら……というのが今回のランキングの主旨。トップには【使い方が分からない人につぶやきたい、ツイッターの9つの賢い利用法】にも似たような事例を挙げた「公式ブログでも見せないような有名人の素顔が見られる」がついた。

システムそのものがまだ(日本国内では)あまり知られていないこと、短い文字列を打ち込むだけでチャットに近いものであることから、冒頭でも触れたようについ「地」が出やすいのもツイッターの特徴。某議員のように他の利用者に暴言をまき散らして素性や人間性の問題点を暴露してしまった事例もあれば、某社長のようにお茶目で無垢な一面を見せて好感度を上げたという事例もある。自分の好きな有名人がアカウントを持ち、つぶやいているか否かは運次第だが、もし「本人が」つぶやいているのなら、その発言に目を通しているだけで得した気分になれることだろう。第五位の「有名人から返事が返ってくることがある」もこれに属する回答。

第二位には「Twitterにしか流れていない情報も多い」。これは企業がプロモーション活動としてツイッターを使う場合、あえてツイッターにしか流さないこともある、というのが事例の一つ。ただしツイッターに流れれば公知の情報となるため、間もなくブログやサイトにも情報が転記される。「早めに情報が取得できる」とした方が正確かもしれない。

もちろんアメリカの旅客機墜落事故の際の速報のように、情報を伝播・公知させるスピードとして、ツイッターがもっともスピーディーとなる場合がいくつも出てきているのも事実。第十位の「ニュースサイトや情報番組よりはるかに情報が早い」も類似項目といえよう。また、他愛もない事やあまりにもくだらないことなど、「ささいなレベルの話」も「ツイッターにしか流れていない情報」に含まれる。

多種多彩な人の意見や情報を束ねて新しい知識や発想、価値が見出されることを「集合知」と呼び、インターネットの普及と共に急速に進歩発展を見せているが、ツイッターはその「集合知」を知ることができる良いツールともいえる。第六位の「悩み事をつぶやくと知らない人から答えが返ってくる」、第七位の「自分にはない発想や考え方をフォロワーからもらえる」がその具体的な回答項目であり、体感して見るとつくづくその興味深さに関心を覚えるはず。

断片的でスピード感にあふれた情報のるつぼに飛び込むという点では、ツイッターはこれまでのインターネットサービス以上に「情報の取捨選択」と「自分自身で考える判断力」を求められるツールともいえる。それがかなうことができれば、想像以上に得られるものがあるはずだ。もちろんそこまで気張らなくとも、自分のお気に入りな有名人の「つぶやき」を眺めて楽しむだけでももちろんOK。多種多彩な利用方法があり、しかもハードルが低いのもツイッターの特徴であるといえる。



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