好きなヨーグルトのブランド、47.5%の人が選んだのはテレビCMでもお馴染みのあの一品
2010/02/10 07:08


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今調査は2010年1月1日から5日かけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2773人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代1%・20代12%・30代34%・40代32%・50歳以上21%。
飲むタイプのヨーグルトを除き、ヨーグルトを口にする頻度について尋ねたところ、全体で「ヨーグルトは食べない」人はわずか9.9%。逆に「ほぼ毎日食べる」人は18.7%に達していた。

↑ あなたはヨーグルトをどれくらい食べていますか(飲むタイプのヨーグルトは除く)
「ヨーグルトを食べない」人の中には、「ヨーグルトはもっぱら飲むのヨ」という人もいるだろう。また、体質的にヨーグルトが合わない人も少なくない。好き嫌いも合わせて考えれば1割弱が食べないと回答しているのも仕方がない気がする。一方で週1回以上食べている人は合計で48.8%。ほぼ半数の人が日常的にヨーグルトを口にしていることになる。
それでは具体的にどのブランドのヨーグルトを好んで食べているのだろうか。ヨーグルトを食べる人に複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人が挙げたのは「明治ブルガリアヨーグルト」だった。実に47.5%が「好き」と答えている。ヨーグルトを食べる人のほぼ半数から好まれている計算だ。

↑ あなたが好きなヨーグルトのブランドはどれですか(複数回答、食べる人限定)
第二位の「アロエヨーグルト」の回答率は26.0%。大体4人に1人強。トップの値の半分程度でしかないことからも、いかに「明治ブルガリアヨーグルト」の認知度や好まれ方が強いかが分かる。やはりあのCMの効果によるところが大きいのだろうか。
また、明治乳業や森永乳業など「乳業」メーカーの製品が上位を占めているのも分かる。乳製品である以上、専門家が前面に押し出てくるということか。それに続く形でグリコやヤクルトなど健康食品系に強い企業の名前の商品が並んでおり、ヨーグルトが単なるデザート的なものではなく、健康に良い食品という認識の表れともいえる。
価格的には「-乳業」や「健康食品系」企業のものより安く、お得感も強いはずのプライベートブランドだが、イオンのブランド・トップバリュの「プロバイオティクスプレーンヨーグルト」やセブンプレミアムの「低脂肪ヨーグルト」はいずれも低い値しか示していない。健康食品的な扱いをされている以上、やはりブランドの力に期待したい部分があるのか、あるいは「常日頃買っているが、それがプライベートブランドのものであるか否かまでは認識していない」「コンビニやスーパーで売っている、安いヨーグルト」という程度にしか覚えていないのかもしれない。
もちろん「ヨーグルトなら何でもヘルシー」というわけではない。中には同量のアイスクリームと同じ程度のカロリーなどを含んでいるものもある(【16の「健康的だと思いこまされていた」食べ物たち】)。また、「健康的だからいくら食べても大丈夫だよね」とばかりに、大量に食べたのでは元も子もない。薬的な効用を過度に期待するのではなく、食生活の改善から体質の健全化を図るためのツールのようなものとして考えるのが良いだろう。
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