ブログのネタ、何にする? 62%は「日常の体験談」、「個人・友人ブログ」も4割近く

2010/02/07 07:18

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インターネットイメージ【サイバーエージェント(4751)】の連結子会社のサイバー・バズは2010年2月2日、ブロガートレンド研究所における調査結果を発表した。それによると調査母体のブロガー(ブログを書き、運営している人)において、ブログの記事情報源としてもっとも多くの人が活用しているものは「日常の体験談」であることが分かった。62%が利用していると答えている。別調査機関の同様の調査結果(例えば【ブログネタ 一番なのは 「日記」です それに続いて「趣味」や「グルメ」も】)などにもあるように、日本ではブログを日記代わりに用いるスタイルが普及しているようだ。次いで「個人・友人ブログ」をネタにする人が38%に達しており、ブロガー間の情報における発信源・利用先という相互活用的な関係も見受けられる(【発表リリース】)。



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今調査は2010年1月18日から24日にかけて、「CYberBuzz」の登録者や同社サービスを利用するブロガーに対して行われたもので、有効回答数は1638人。10-60代の男女を対象としているが、男女別・年齢階層別構成は非公開。

日々執筆・掲載していくブログ記事について、その情報源として何を使っているかを複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答は「日常の体験談」となった。62%が体験談を利用していると答えている。

↑ ブログ記事の情報源(複数回答)
↑ ブログ記事の情報源(複数回答)

冒頭でも触れた例以外にも、【ブログのテーマでもっともメジャーなのは「個人的なこと・ライフスタイル」】にもあるように、ブログの記事素材としてはブロガー本人の身の回りに起きたことが、もっともよく使われる傾向がある。「つれづれなるままに」ではないが、現在の「デジタル随筆」がブログというとらえ方もできよう。

次いで多いのは「個人・友人ブログ」。他のブログ記事を元ネタにするあたり、ブロガー間の情報相互作用的な関係が見て取れる。また、【大手情報サイトが「アルファ」たる理由3か条と「スニーザーブロガー」】で詳しく解説しているように、ブログ上の情報が拡散していく事由が確認できる。

また「テレビ」「雑誌」など、いわゆる大手既存メディアを情報源にするブロガーも少なくない。もともと別系統の媒体に掲載されていた情報でも、ブロガーの取捨選択の結果インターネット上に「載り」、それがさらに「個人・友人ブログ」を介して伝播していく可能性を秘めている。

もちろんこれらのデータはあくまでも平均として均したものであり、ブログ上の方針やブロガーの個性などで大きく変わり得る。ただ、全般的にはこのような傾向があることを知っておいて損はないはずだ。



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