自宅のガレージに「得体の知れないモノたち」が住みつくステッカーたち
2010/02/08 07:11
【年齢階層別の乗用車普及率】や【免許保有者の自動車所有比率、新成人は75.1%・地方は「自分の車」率も高い】などにもあるように、日本では都心部の若年層を中心に自動車離れが進んでいる。公共交通機関が普及しているせいもあるが、ともあれガレージ付きの一戸建ての住宅のニーズも少なくなって当然。一方で欧米諸国では自動車は「日常生活の足」として欠かせない存在で、自分の車の車庫としてガレージを備えている家も多い。そんなガレージのシャッターを、他の家とは「ひとあじ」(!?)違ったものに生まれ変わらせてくれるのが、ドイツの【Style YourGarage】社が作成したガレージシャッター用ステッカーだ(【Toxel.com】)。
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↑ 「ガレージ」といえば普通は車。ところが同じ移動機関でもこんなものが入っているように見えたら……最後のは子供向けの自動車だが、サイズがサイズなので「でけぇよ!」とツッコミが入りそう
これは水平に持ち上げて開けるタイプのガレージシャッターに取り付けるタイプのステッカーで、サイズは2.45メートル×2.10メートル。2人がかりで作業をする必要があるが、15-30分ほどで取り付けは完了する。外気に触れても変色を極力避けるような材質で創られているので、日光や雨、風、寒さなどに耐えることができる(どこぞの安物Tシャツのように、一度水に浸したら色がはげるということは無い)。
価格は基本が169ユーロ(2万1000円)。ただしあまり人気のなさそうなもの、広告も兼ねておりスポンサーの商品(自動車やバイク)が描かれているものは50ユーロ前後から用意されている。
↑ クラシックカーあたりは、風情があっていいかも
↑ 昔の倉庫風なイメージも味がある
↑ 見栄をはりたいならずばりこれ。純金の延べ棒が野ざらし状態で山積み。ワォ!
↑ 一番上のように「なかなか似合ってるね」という馬小屋のもあるが、動物系は大抵スケールがミスマッチ。まるで化け物小屋(笑)。防犯には役立つかもしれないが……
公式サイトには実際にこれらのステッカーを張り付けて使用しているガレージの様子を撮影した投稿写真も掲載されているが(【該当ページ】)、本当に使われている様子を見ると、思わず口元から笑みがこぼれてしまう感がある。何の前知識もなく、突然目の前にこれらのガレージが現れたら、笑わなければ身体に毒だ。
↑ 実際の使用例。一枚目は右側がシャッターを開けた状態のもの。色んな意味で違和感が
日本では使う機会のある人自体がさほど多くないかもしれないが、「試してみたいかも」と思う人は多いのではないだろうか。特に動物系やクラシックカー系、飛行機モノなどには人気が集まるかもしれない。
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