親からの成人式のお祝いは「現金」が31.4%でトップ。でも「もらっていない」人は……

2010/02/01 06:51

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成人式イメージソニー損保は2010年1月29日、新成人のカーライフ意識に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、成人式のお祝いに親からもらったものとして具体的項目で一番多かったのは「現金」だった。31.4%の人が回答している。他に「スーツ」「着物」「アクセサリー」「時計」などが上位に顔を並べているが、「もらっていない」人は42.3%と4割以上を占め、具体的品目云々を別にするとトップについている。成人式だからといって、特に何らかのプレゼントをあげる親は少なくなっているのかもしれない(【発表リリース】)。



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今調査は2010年1月14日から18日にかけて、1989年4月2日から1990年4月1日生まれの新成人1000人を対象に携帯電話のインターネット経由で行われたもの。男女比は435対565。調査自身はネットエイジアが担当した。

晴れて成人式を迎えた新成人に、「成人のお祝い」として親たちはどのような贈り物をしたのだろうか。受け取った側に尋ねた結果が次のグラフ。【子どもがクリスマスにほしいもの、やっぱりトップは……】ではないが、やはり新成人であろうと言葉通り「現金な話」で、「現金」という回答がもっとも多かった。

↑ 親からもらう/もらう予定の成人のお祝い(複数回答)
↑ 親からもらう/もらう予定の成人のお祝い(複数回答)

「スーツ」「着物(和服)」「アクセサリー」は男女で差異があって当然だが、意外に定番の「時計」「印鑑」が意外に少ないのが目に留まる。ある程度高価なものを選べば、両者共末長く使えるものであり、なおかつ「大人の証」としても認識されることが多い。しかし現在ではそのような贈り物は、好まれていないのだろう。むしろ「自分で選んで買うから、代金分のお金を下さい」と子供(新成人の)から言われるのがオチというところか。

具体的品目では「現金」が一番だが、選択肢全体では「もらっていない・予定無し」がもっとも多く42.3%を占める。冒頭でも触れたが「成人式だからといって改めて何かをもらう・贈る」という習慣そのものも薄れてきているのかもしれない。



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