84.2%はタイトルで判断! メルマガを読む・読まないの判断は「タイトル」「最初に見える範囲」で
2010/01/31 09:12
マクロミルは2010年1月25日、メールマガジン(メルマガ)に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちメルマガを受信している人においては、84.2%が「メルマガはタイトルで読むか読まないかを判断する」傾向にあることが分かった。同様に79.4%は「最初に見える範囲の内容で読むか読まないかを判断する」と回答しており、メルマガを読んでもらうためには「タイトル」「最初の数行」が非常に重要であることが分かる(【発表リリース】)。
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今調査は2009年12月2日から3日にかけてインターネット経由で実施されたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1で年齢階層比は20代・30代・40代でほぼ均等割り当て。
今調査母体では受信しているメルマガ数は、平均でパソコン12.2種・携帯4.9種類となっている。ところが「いつも読む」メルマガ数だとそれぞれ4.9種・2.6種となり、半分前後に留まる結果が出ている。
↑ 購読しているメルマガについて、受信数・中身をいつも読む数
それでは受信したメルマガを読む・読まないの判断はどこで行っているのだろうか。検索エンジンの事例同様に、「タイトル」「最初に表示される範囲の内容」2つの視点で尋ねたところ、前者は7人に6人、後者は5人に4人と、双方とも極めて高い割合で「読む・読まないの判断基準としている」と回答した。
↑ メルマガを読む・読まないの判断について
(【「慣れてる人は上から順に」「慣れてない人は知名度の高いサイトを」検索結果の使われ方の違い】などにもあるように、検索エンジンの利用者は検索結果について、「最初に見える範囲」「タイトル」などで判断し、情報を収集していく傾向がある。また、この傾向は【サイトの閲覧パターンがみるみる解る「User Heat(ユーザーヒート)」……解説編】などでも触れているが、ウェブサイト閲覧全般においてもいえること。人はまず「自分の目に留まったもの」で判断する傾向があるため、「最初に目につくタイトル、そしてメールソフトで表示される本文上部」を見て、全文を読むか読まないかを判断する場合が多くなる。
逆に考えれば、タイトルと本文一画面目の魅力が無ければ、本文がいくら卓越した内容でも、読者の目に留まらない可能性が高い。メルマガの創り手側としては、この点に十分留意すべきだろう。
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