「ここまでやるか!?」としか言葉の出ないレゴ作りの品々たち
2010/01/26 05:16


スポンサードリンク


↑ これらすべてレゴで出来た作品
レゴの作品を投稿するフォーラム【Brickshelf】で並べられていたものたち。少々距離を置いて見ると、人物はともかくビル群は本物と何ら変わりないようにすら見える。これらの作品は建築デザイナーのWILLIAM WEBB DODD氏によるもの(【氏の公式サイト】)で、「プロの手にかかればレゴからどんな情景でも作れる」という良い見本。

↑ レゴ製のボルボ XC90。
2006年にアメリカ・オレゴン州のポートランドで開催された国際モーターショーで展示された、レゴ製のボルボXC90。どうもボルボ社はレゴで自社(しかもXC90)を作るのが好きなようで、2004年には同型・別色のレゴ製ボルボが出展されたことが【確認されている(esponse)】。コンセプトは「100%リサイクル可能なボルボ」とのことだが、確かにレゴ製ならリサイクルは可能だ(笑)。

↑ 弦以外はすべてレゴ製のチェロ。
弦以外はすべてレゴ製のチェロ。レゴで多種多様な作品を創造する【Nathan Sawaya氏】の作品の一つで、動画では作成工程も(コマ送り形式で)見せている。


↑ レゴ製ピンボール。【元記事はこちら】
最後は、残念ながら稼働中の動画が見つからなかった、ほぼすべてがレゴ製のピンボールマシン。2005年にオランダで作られたもので、RCX(CPUが内蔵されプログラムが組めるレゴのパーツの一種)を13台使い、見た目だけでなく様々な「ピンボールゲームとしての仕組み」も実働するとのこと。他に8つの光センサーや13個の回転センサー、24台ものモーターを使い、作成には2万個以上のレゴで300時間以上もかかったとのこと。【Brickshelf】にも画像が多数紹介されている。
レゴは元々直方体であることから、どちらかといえば最初に紹介したビル群のように、直線で構成される部分が多い人工物を作り上げるのに適している。しかし二つ目以降の品々、チェロやボルボ、ピンボールゲームなどをみると、つくづく人間の創造力の豊かさに感服させられる。
逆に考えれば、レゴや積み木などの「モノを作るおもちゃ」は人間の創造力を育て上げる、素晴らしい学習道具であるともいえる。単なる遊び道具と見なして軽んじる人がいたら、これらの作品を見てもう一度考え直してみてはいかがだろうか。
スポンサードリンク
