【更新】電子レンジ保有率は89.5%、シンプル型より多機能型の方が人気
2010/01/20 07:08


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今調査はアイシェアが2009年12月21日から12月25日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行ったもので、有効回答数は505人。男女比は56.2対43.8で、年齢階層比は20代38.8%、30代27.9%、40代33.3%。
当方が運営しているレシピサイト【「レシピ雑記帳」】でも何度となく登場しているように、今や日常の食生活には欠かせない存在となりつつある電子レンジ。冷凍食品もすぐに食卓に並べることができるので、食事のレパートリーは増えるし、保存における柔軟性も高くなる。
それでは自宅に電子レンジを持つ人は、実際にどれくらいいるのだろうか。全体では89.5%の人が「ある」と答えており、非所有率は10.5%のみという結果になった。

↑ 自宅に電子レンジはあるか
男女別で見ると料理の必要性などが関わっているからだろう、男性よりも女性の方が保有率が高い。興味深いのは年齢階層別で、若年層よりも高齢層の方が高い結果が出ている。これは可処分所得の違い(高齢者の方が予算的に余裕がある)というより、料理の手間が省ける点へどれだけ重点を置いているか、または逆にどれだけ料理のレパートリーを広げたいかによるものだと思われる。
さてリリースにもあるように、電子レンジには単純に温め・解凍などのシンプルな機能のみを持ったものと、オーブン機能をはじめ蒸し機能・焼き機能など多種多様な機能を併せ持ったものが続々と登場している。どちらを所有しているか、どちらを好むかについて、それぞれ尋ねたところ、全般的にはやはり「多機能」の方が高い結果が出た。大体2/3程度が「多機能」派という結果になっている。

↑ 現在お持ちの電子レンジはさまざまな調理機能が付いた多機能タイプと、温め機能のみのシンプル機能タイプ、どちらのタイプですか(所有者限定)

↑ 電子レンジを購入するなら、さまざまな調理機能が付いた多機能タイプと、温めのみのシンプル機能タイプ、どちらを選びますか?
年齢階層別では規則性は見られなかったが、男女別ではやはり女性の方が「多機能派」が多い。料理をする機会という点で、多機能の方が都合が良いのだろう。
電子レンジで「多機能」といっても実に多種多様で、よほど凝ったものでない限りは「温め・解凍」以外の機能がいくつかついていても、価格そのものに大きな違いは生じない(そもそも、電子レンジの価格がかなり下がっている)。オーブンや蒸し機能くらいはあった方が料理のレパートリーが広がるし、結果として食生活も豊かなものとなる。電子レンジそのものは一度購入したら数年は買い替えないのだから、購入時点では余分な機能と思えても、プラスαくらいの多機能機種を選ぶことをお勧めしたい。
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