高3では56.0%も! 大学入試の好きな回答形式、トップはマークシート方式
2010/01/20 07:14


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今調査は2009年12月26日から29日にかけて、インターネット経由(モバイルリサーチ)で、大学または短大進学予定の高校1-3年生に対して行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1。調査担当はネットエイジア。
大学入試の際の試験問題において、回答記入方式はどのようなものが一番好きか、単一回答で尋ねたところ、全体では「マークシート方式」がもっとも多く43.5%、次いで「選択式(記号回答)」が32.7%、そして「記述式(文章回答)」が12.2%という順になった。

↑ 入学試験の好きな回答方式
マークシートにしても選択式にしても、いくつか用意されている選択肢の中から選ぶことに違いは無い(マークシートの場合は「各ケタの数字を選び、具体的な数字を表現させる」場合もありうる)ため、文章による回答と比べてプレッシャーが少なくて済むという思惑があるのだろう。
マークシートがより好まれるのは
「回答選択式」の方が楽だから、
……というわけではない。
ではなぜだろうか?
ではなぜ、同じ選択肢からの選択式「マークシート」と「選択式(記号回答)」で、受験が近付くにつれて「マークシート」に人気が偏るようになるのか。残念ながら今回公開されたデータからだけでは、それを確定することは難しい。考えられるのは「マークシートならどこの入試でも同じやり方で回答できるので、何度も練習して慣れておくことができる」「回答時は塗りつぶすだけなので楽で済む」などの理由だろうか。このあたりの事情は、もし読者の中に大学受験をひかえた高校生がいたら、意見を聞いてみたいものである。
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