三世代同居のメリット、トップは39.0%が「にぎやかで楽しい」
2010/01/10 06:56
マイボイスコムは2009年12月22日、三世代同居に関する調査結果を発表した。それによると調査母体で「三世代が同居をすることの良い点」を尋ねた結果としてもっとも多かったのは「にぎやかで楽しい」だった。39.0%が回答している。他にも「育児の担い手」「子供の精神的な成長に役立つ」「家事の担い手」など、「頼りになる人生の経験者」としての役割を期待し、実感しているようだ(【発表リリース】)。
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今調査は2009年12月1日から5日にかけて行われたもので、有効回答数は1万4551人。男女比は46対54で年齢階層比は10代1%・20代14%・30代33%・40代30%・50歳以上22%。
自分自身を基準として、自分の子供・自分の親(配偶者の親を含む)を合わせた三世代が一つの住居に住む家族形態を「三世代同居」と呼んでいる(あるいは自分を基準とし、親と祖父母、あるいは子供と孫でもかまわない)。その三世代が同居することのメリットについて、複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「にぎやかで楽しい」。4割近い39.0%の人がそう思っている。
↑ 三世代が同居することの良い点は何だと思いますか
ほぼ同数で6項目ほどが上位に来ているが、それらを確認すると、冒頭にもあるように「頼りになる人生経験豊富な人」という認識が強いことが分かる。金銭的や防犯上の理由もそれなりに回答者がいるが、それ以上に「同年齢世代では無く、上の世代の人だからこそ」としての回答が多い。
特に「育児・養育」関係においては、昨今の少子化問題とも関係する、非常に重要な要因。【少子化問題は経済問題!? 子育てで資金面に不安を持つ人が約7割】などにもあるように、子育ての担い手がいない、育児の時間がないから子供は要らない・少数で良いとする意見が少なくない以上、三世代同居へのサポートは間接的に少子化対策にもなりうると思われるのだが、いかかだだろうか。
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