チョコレート、どんな時に口にする? 69.4%は「おやつとして」だけど……

2010/01/05 07:08

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チョコレートイメージマイボイスコムは2009年12月22日、チョコレート(ポッキーなどのチョコレートスナックは除く)に関する調査結果を発表した。それによるとチョコレート菓子を食べるシーンとしてもっとも多いのは「おやつとして」で、全体の69.4%に達していた。他に「疲れている時に」「甘いものが欲しくなった時に」など薬的なもの、あるいは身体の栄養補給として食する人も多く、チョコレートは単なるお菓子とは少々違った立ち位置を占めているようだ(【発表リリース】)。



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今調査は2009年12月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万4343人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代2%・20代13%・30代33%・40代30%・50歳以上22%。

以前【ブラックチョコレートで疲れ気味な身体とおさらば!?】でもお伝えしたように、チョコレートにはさまざまな健康増進・疲労回復などの効用が期待されている。単なるお菓子としての満腹感や口元の寂しさを紛らわすための「おつまみ」以上の何かが期待できるわけだ。そしてその魅力的な甘みからだろうか、【「毎日間食」女性は4割、チョコレートが大好き!】などにもあるように、とりわけ女性はチョコレートが大好きだという結果が出ている。

今調査でも調査母体のうち実に96.7%が、頻度はともあれ「チョコレートを食べる」と答えている。それではその「食べる」人たちは、どのような場面でチョコレートを口にするのだろうか。複数回答で選択肢の中から選んでもらったところ、もっとも多いシーンは「おやつとして」で69.4%の人が答えていた。チョコを食べる人のうち10人に7人の人が、「おやつにチョコを食べることがありますよ」と回答していることになる。

↑ どんな時にチョコレート菓子を食べることが多いですか?(チョコレートを食べる人限定、複数回答)
↑ どんな時にチョコレート菓子を食べることが多いですか?(チョコレートを食べる人限定、複数回答)

注目したいのは第二位と第三位の項目。それぞれ「疲れている時」「甘いものが欲しくなった(≒身体が糖分を求めている)時」で、いずれも過半数超えという高い値を示している。冒頭や直上で紹介した過去の記事でも記しているように、チョコレートが持つ薬用的な効用を期待して、口にする人が意外に多いようだ。

一方、いわゆる「男おやつ」的なもの(【江崎グリコ(2206)、ビジネスマンの勤務中における「ちょっと口休め」なおやつこと「男おやつ」が常識との調査結果】)で口にする「会社で勤務中に仕事をしながら」は9.9%でしかない。今調査母体で仕事に就いていない人がそれなりにいる事を加味しても、「仕事中の息抜き的にチョコレートをつまむ」というパターンはあまり日常化はしていないようである。



最近はコンビニエンスストアなどでも、一つ数十円単位で手に入る、ミニタイプのお菓子が良く目に留まるようになった。中でもチョコレート関連のお菓子の種類は非常に豊富といえる。おやつとしてはもちろんだが、チョコレートの元々の効用(というより「期待できる」効果)でもある「疲労回復」「糖分補給」を期待して、ちょっとした息抜きに一口ぱくりと口にするのも悪くは無いだろう。



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