63%は「自分で買おう…」・手帳やカレンダーがもらえない時、あなたはどうする?
2009/12/24 12:10
楽天リサーチは2009年12月7日、スケジュール管理に関する調査結果を発表した。それによると調査母体において、来年の手帳やカレンダーを取引先からもらえなかった場合、手帳の場合は6割強、カレンダーは4割近くが「自分で買う」ことにしている・したことが分かった。カレンダーの場合は「無料で配布されたものを使う」「その他の手段に手に入れたものを使う」「手帳で代用する」など、さまざまな代替手段を模索・活用している傾向も見て取れる(『発表リリース』)。
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今調査は2009年12月9日から10日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人(有職者対象)。男女比は1対1で、年齢階層比は20代-60代までで均等割り当て。
企業の販売促進ツールとして、年末になると無料配布があちこちで行われるのがカレンダー。また、企業によっては得意先に対し、手帳を配る場合もある。しかし最近では経費削減のあおりを受け、カレンダーの配布そのものを取りやめてしまったり、(コスト削減のため)いわゆる1枚モノになりスケジュール管理用としては使いにくいタイプを配るケースも増えている。
そこで調査母体に対し、もしあてにしていた「取引先からの手帳やカレンダー」がもらえなかった場合、どのように対処するのかを複数回答で尋ねたところ、手帳・カレンダー共にもっとも多かった意見は「自分で購入」だった。手帳の場合は62.9%と2/3近くが、カレンダーは36.0%の人が自腹を切ると答えている。
↑ 来年の手帳/カレンダーを取引先からもらえなかった場合の入手方法(複数回答)
同調査別項目では、手帳は41.1%・カレンダーは47.6%が「取引先で配布している数が減っている」という回答が出ている。スケジュール管理には欠かせない手帳・カレンダーの手配は有職者にとって大きな問題だが、これに対し手帳の場合は「自分で買うしかない」と判断する人が非常に多い事が分かる。
自分で手帳を購入……6割
自分でカレンダーを購入……3割強
また、カレンダーと手帳相互の代替については、「カレンダーを手帳の代用品として使う」人は少数であるものの、「手帳をカレンダーの代用品として使う」人は2割に達している。プライベート・私用を問わず、自分の予定をオープンにすることへのわだかまりもあるし、第一カレンダーは持ち運びできない。「カレンダーを手帳の代用品として使う」のには多少なりとも無理を感じて当然といえる。
意外なのは「紙媒体の手帳・カレンダーが手に入らなかったら、パソコンや携帯などのデジタル機器で代用する」という回答が少数派なこと。カレンダーは2割近くの部分もあるが、多くは1割程度でしかない。機能そのものはむしろ多いものの、デジタルツールでは代用できない良さが、手帳やカレンダーにはあるのだろう。
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