「子供の送迎」「家族旅行」そして何よりも……ママドライバーの自動車利用方法とは?
2009/12/24 07:25
ソニー損害保険は2009年12月18日、「ママドライバーカーライフ調査」の結果を発表した。それによると、調査母体において一番多い車の利用方法は「買い物」であることが分かった。次いで「子供の送り迎え」「家族で出かける」がついており、日常生活に車が深く浸透していることが分かる。一方で利用している車が「自分専用」「家族共用」かによって、使われ方が多少異なる場面も確認されている(【発表リリース】)。
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今調査は2009年12月4日から12月7日、携帯電話のインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。20-49歳で「月に1回以上自動車を運転する」「末子が小学6年生以下の子供がいる女性」の条件に合致した人を対象としている。調査機関はネットエイジア。
小さな子供がいる主婦が自動車を使う場合、どのような場面が考えられるだろうか。自分自身がその立場にある人はそのまま自分の普段の使い方を思い返せばよいが、そうでない人の場合、ドラマや小説、漫画などのシーン、あるいは実際に見かけた情景を思い返すことになる。恐らくは「買い物」「子供の送迎」「家族みんなで旅行」などのイメージが浮かぶはずだが……
↑ 車の利用方法(複数回答)
想像した通り、「買い物」「子供の送迎」「家族みんなで旅行」が上位につく結果が出ている。この3項目については、普段運転している車が自分専用であろうと家族共用のものであろうと変わるところが無い。また、「夫の送迎」は15.2%でしかなく、「子供の送迎」72.2%と比べると随分と低い。これは「子供の送迎」は単に行き来を楽にするだけでなく、安全確保の意味合いもあり、重要度が違っているから。特に愛情の違い云々ということはない、はず。
普段運転している車によって、利用方法に違いが出てくるのは4位以降。「家族共用の車」の場合は「ママ友達と出かける」「帰省」などが目立つ結果となっている。一方で「自分の車」の場合は断トツで「仕事・パート」が多い。自分自身の車で、仕事やパートに出かける場面が多いことがうかがえる。
「買い物」「子供の送迎」、そして自分の車を使っている人における「仕事・パート」は、毎日のように対面する利用場面に他ならない。それだけに利用頻度も高くなることは容易に想像ができる。主婦は他の自動車利用者以上に、燃費をはじめとした自動車のランニングコストに敏感な存在なのかもしれない。
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