少しもミステリーでないピザなサークル

2009/12/13 10:56

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ピザサークルイメージ上空から見ないとその姿形が分からない造形といえば、ナスカの平原図やミステリーサークルなどが有名。しかし航空写真や衛星写真を駆使して地図化したGoogle MapやGoogle Earthの登場で、誰もが気軽に「飛行機の視線」「神の目線」で(リアルタイムではないものの)地上を眺めることができるようになった。そのせいもあるのだろう、自社商品を紹介する広告においても「上空から見ることを前提にした広告」もちらほらと見かけるようになった。それ自身だけでなく、その姿を写真で撮り、ポスターなどとしても利用するのだが、大胆なその様相には規模だけで圧倒させられる。今回紹介するピザの広告もその類の一つ。ピザ好きなアメリカの人なら、夢にまで出てきそうな広告だ(Uphaa.com)。



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一言で表現すればミステリーサークルならぬ「ピザ・サークル」
↑ 一言で表現すればミステリーサークルならぬ「ピザ・サークル」

少々引いて撮影したもの(矢印は当方で追加)。いかに巨大なピザであることが分かる
↑ 少々引いて撮影したもの(矢印は当方で追加)。いかに巨大なピザであることが分かる

いかに巨大化が分かる、人との比較
↑ 人との比較でもその大きさが確認できる

これはアメリカのピザ会社【Papa John’s Pizza】によるもので、自社のピザのクラスト(台座)の部分が100%小麦粉で出来ていることをアピールするために作られたもの。右上には自社ロゴ、右下には「100%小麦粉だけで創ったクラストでうちのピザは作られてますよ」、そして左上には「アメリカ人なら皆これを選ぶね」との文字が。

これらはアメリカのコロラド州の小麦畑の上に作られた「ピザ・サークル」で、大きさは6エーカー(7400坪)ほど。フットボールのコートが6つは入る大きさとのこと。これだけ大きなピザで「うちのピザは真っ当な小麦100%製のクラストだよ」と言われたら、誰もが納得せざるを得ない。まさに言葉通り小麦だけで創られた(広告な)のだから。

なお現時点では(GoogleMapなどで)確認はかなわなかったが、このピザ広告はデンバー国際空港のそばに作られたもので、当時は飛行機からでも眺められたとのこと。飛行機を利用する人にも言葉通り「大きな」アピールが出来たに違いない。



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