「ファミレスで食事」は名前通り家族利用がメイン・一人ファミレスは……!?

2009/11/30 07:36

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一人ファミレスイメージマイボイスコムは2009年11月20日、ファミリーレストラン(ファミレス)の利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちファミレスを利用する人においては、家族で利用するパターンがもっとも多いことが分かった。中でも「配偶者」と共に、というパターンが6割近くを占めている。また、いわゆる「一人ファミレス」については1割の人が経験していることも判明している(【発表リリース】)。



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今調査は2009年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3888人。男女比は46対54で、有効回答数は30代34%・40代31%・50歳以上22%など。なお今調査項目では、このうちファミレス利用者76.6%を対象にしている。

元々「ファミリー(家族)」で利用する「レストラン」という名前の由来にもあるように、家族が利用することを想定しているファミレス。実際にはどのようなパターンで利用される場合が多いのだろうか。お客の立場から「誰と一緒に利用するか」と複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「配偶者」、次いで「子供」となり、夫婦あるいは親子連れの利用が多数を占めていることが分かった。来客構成としては、思惑通りのようだ。

誰と一緒にファミレスに行きますか(利用者限定、複数回答)
誰と一緒にファミレスに行きますか(利用者限定、複数回答)

今設問は複数回答のため、例えば回答者自身が夫で、「親子連れ」の場合には「配偶者」「子供」の双方を回答する。この2項目の回答率が一番高いということは、「夫婦・子供連れ」のパターンが一番多いということなのだろう。逆に回答者が子供の立ち位置の場合には、「親」の回答になる(場合によっては「兄弟」も含まれるかもしれない)。

次いで多いのは「友人・仲間」。塾やクラブ活動の帰りにファミレスに立ち寄り、色々雑談を交わすというパターンだろうか。似たような状況で「職場の関係者」もあるが、これは打ち合わせなどに使われることも少なからずあるものと思われる。

一方、【「一人焼肉」経験者は12.2%、50代以上の男性では3割強にも】でも解説している「一人●×」(一人で飲食店などに足を運び、食やサービスを堪能する事)こと「一人ファミレス」については、約1割が「行う」と答えている。ところが【やはり「ひとり焼肉」は難易度が高い!? 楽なのはファストフードや喫茶店】では「ファミレスに一人でも入れると思う」と考えている人は37.1%に達している。調査母体が違うせいも少なからずあるが、それ以上に「一人ファミレス」をするのは思っているよりは少々ハードルが高いということなのかもしれない。



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