忘年会、会費はいったいいくらまで? 職場は4300円・友人5000円
2009/11/26 07:24
【インテージ(4326)】は2009年11月25日、忘年会に関する調査結果を発表した。それによると、忘年会における会費で「これぐらいの額なら払っても良い」とする上限額は、会社・職場の場合は4000円強なのに対し、友人や知人などとの場合は5000円を超えていることが分かった。ボリュームゾーンは両パターンとも3000円-5000円であるが、金額上のウエイトの置き方に微妙な違いがあるようだ(【発表リリース】)。
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今調査は2009年11月9日から11日までの間に、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県においてインターネット経由で男女800人に対して行われたもので、男女比は1対1。年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。
今年もそろそろ忘年会の季節となり、幹事役はスケジュールの調整や会場の確保で東奔西走する毎日が続いていることと思われる。その忘年会において、気になる要素の一つが「予算」。場所や会の性質、集まる人のタイプによって色々と相場は違ってくるだろうが、全般的にはどれくらいが無難なのだろうか。「会費は幾らくらいまでなら払っても良いか」と、上限額で尋ねたところ、「会社・職場の忘年会」では3000円台、「友人・知人などの忘年会」では5000円台の意見がもっとも多い結果となった。
忘年会に参加する場合、会費はいくらくらいまでなら払ってもいいと思いますか
冒頭でも触れたように、2つの状況双方とも3000円-5000円台がボリュームゾーンとなっている。また、それより少ない額ではいずれも「会社・職場の忘年会」の方が上、それより多い額ではいずれも「友人・知人などの忘年会」となっていることなどもあわせ、「会社・職場よりも、友人・知人の忘年会の方が、出せる金額の上限は高そうだな」というのが推測できる。
そこで各金額階層の中央値を元に平均を算出したところ、「会社・職場の忘年会」は4300円強・「友人・知人などの忘年会」は5000円強という結果になった。両者間には700円近い開きがあることになる。
忘年会に参加する場合、会費はいくらくらいまでなら払ってもいいと思いますか(平均額、円)
やはり仕事上での付き合いで半ば強制参加させられる場合もある会社・職場の忘年会よりは、プライベートな忘年会におけるものの方が、充実させたいという強い意向があるのだろう。
幹事の立場にいる人は、この「忘年会上限の平均」を参考に、場の探索や会費の設定をすることをお勧めする。もっともこれらはあくまでも希望的な上限でしかない。臨機応変に対応する適応力も、幹事には求められよう。
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