デジカメの性能の良さを思わぬ場面で実感させられる広告たち
2009/11/28 08:44


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探険隊の記念撮影シーン。でも「顔認識オート」機能で確認すると……

一枚目はどこかのジャングルに潜入した探険隊。ちょっと休憩も兼ねて記念撮影。撮影される側、そして撮影する側もカメラを向けるまでは気がつかなかったものの、「顔認識オート」機能にかかると……現地の人が武器を手に、今にも襲いかかろうとしている様子が確認できてしまう。
笑えるのは一番左、現地の人が手に持っている、棒に指したガイコツにまでピントが合ってしまっていること。確かに骨格は人間だけど、それはもう生きてませんから(笑)(ただし後述するが、人形でもしっかりと人間の顔の形を成していれば、顔認証機能に反応するので、あるいは……)。

よくある「お遊び」の写真。でもファインダー越しに見ると……

良く見ると一番右、部屋の中のカーテンのところにも男性が一人隠れているのが確認できる。ここまで「顔認識オート」機能が優れているとは。ある意味、盗撮防止のために役立つかもしれない(笑)。この後、この男性がどのような運命をたどるのかは、広告からでは分からない。

ごく普通のスナップ写真。しかし写っているのは女性だけではなく……

いったいこの部屋にどんな逸話があるのかは知らないが、確かに顔の形には違いないけれども、「そこまで高性能で無くてもイイよ」とカメラを持っている本人は思うことだろう。一枚目の「現地の人」が持っていたガイコツ以上に、出来れば認識して欲しくない対象であることに違いは無い。逆にこれ系のテレビ番組などでは、素材作成用のツールとして重宝されるかもしれない。
ちなみに本物のS60をはじめとする顔認証機能を持つデジカメでは、3枚目のような「本来見えないもの」を「見える」ようにする機能まではついていない。あくまでも情景の中にある、本物の顔(人形なども、ちゃんと人間の顔らしくあれば認証する)を認証するものなのでご安心を。
これらは「顔認証オート」の機能はこんなのスゴイのですよ、ということをひと目で分からせるための広告だが、いずれも「おおっ」とびっくりさせ、強烈な印象を与えることに違いは無い。同時に(3枚目はともかくとして)「こんなこともありえるのかもな」と色々な使い道を想像させてもくれる。「自分も色々と認証させてみたいな」と思わせるだけでも、良く出来た広告といえよう。
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