これからの結婚生活を暗示しかねないウェディングケーキの飾りたち
2009/11/20 05:22
結婚式での主役はもちろん新郎新婦だが、それに勝るとも劣らないのが式場でひときわ目立つウェディングケーキ。最近では手作りのものや変わった食材を使ったものも登場し、二人の門出を祝福する傾向が見られる。そしてたとえ食材は違えど、多くのケーキにのせられているのが、新郎新婦をモチーフとしたデコレーション(シュガーデコレーション、砂糖菓子)。Uphaa.comでは面白ゆかいな、ある意味これからの二人の生活を暗示しているような「新郎新婦を模した砂糖菓子の飾り」たちを披露している。今回はそれらの中から、比較的「素直に」笑えそうなものを解説していくことにしよう。
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「まだお買い物中よ」
新婦がいるべき立ち位置には数々の買い物袋、そして「Still Shopping(まだお買い物中)」との立て看板。よほど買い物好きな新婦なのだろうが、新郎の唖然とした顔が色々と涙を誘う(男性の立場として)。
「過当競争」
よほどモテモテの新郎だったのだろうか。新婦の立ち位置にいる女性に対し、同じようなウェディングドレスを着た女性が複数登りのつつある。ハーレムは地獄と紙一重、ケーキのようには甘くないということか。
「あなたは私の虜(言葉通り)」
昔の囚人が使っていたような足かせに頭を抱える新郎。そして誇らしげにその鍵を持つ新婦。新郎が気弱な男性、新婦が気丈な女性に見えるのは気のせいだろうか。
「キャンセル不可」
「やっぱやめ……」「だーめっ」というセリフが聞こえてきそうなシーン。いわゆる「マリッジブルー」の男性版かも、とか思ったりして。
「美女とかえる」
最後はキレイにまとめる意味も兼ねて、「かえるの王子さま」の1シーンを模したかのようなデコレーション。童話のクライマックスシーンのようで、美しくもある。他のデコレーションと比べれば、皮肉さが無いように見えるのが幸い。
元記事には他にもいくつかの事例が掲載されているのだが、女性が優勢に見える作品が圧倒的多数を占める。元々選別をした元記事制作者がそのような意図をもっていたからなのか、それともウェディングケーキにおける「新郎新婦のデコレーション」はそういうものなのかは不明だが、不思議な現象といえる。
試しに海外で【同じようなものを画像検索してみると】、やはりどちらかといえば女性上位のものが多いようにも見受けられる。あるいは日本の「変わりびな」のように、世情を微妙に反映させているのだろうか。
だとすれば、例えば右にあるように、新郎新婦とも携帯電話に夢中になっている、というデコレーションが出てきても何の不思議もないのかもしれない。
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