カギが無くとも誰にも邪魔されない密室を創れるドアノブ
2009/11/17 05:30


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使い方を断面図で。外から邪魔されたくない時には、部屋の内部にドアノブを引っ張って収納してしまう。用事が済んだら元に戻せばよい。

外から見た様子。下は「入ったらダメ」状態。ドアノブがつかめないので、確かに入れない。
これはデザイナーの【Arnaud Lapierre】氏が2007年に考案・発表したもの(あくまでもコンセプトデザイン)。普段はごく普通のドアノブとして使用できる。しかし部屋の持ち主が「他人に邪魔されたくないな」「開けて欲しくない」という意思表示をしたい場合には、部屋の内側からドアノブそのものを引っ張り(ノブ自身にスイッチが見当たらないので、恐らく特定のひねり方をすると引っ張れるようになるのだろう)、内側に収納してしまう。この状態になると、部屋の内側からは開けられるが、外側はノブ部分が平らになってしまいつかむ場所が無くなるので、事実上「ドアを閉められた」状態になるという次第。
密室を作るにはシンプルで分かりやすいアイディアだが、元記事などでも指摘されているように、外から見たら「いつ鍵が開くのか」が分からないなどのデメリットがある。いっそのことバネか何かで内側から「どれくらいの時間でドアノブが元に戻るか」をセット出来、その時間が外からでも見られるようになればよいのだが。
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