トランスフォームする本棚
2009/11/10 06:58
当方(不破)のように趣味と実益を兼ねて書籍や雑誌を買い集める人の場合、大量の蔵書のための本箱が必要になる。一番簡単なのは木製やステンレス製の本棚(図書館にあるようなもの)をそろえることだが、それでは何となく味気ないし、場所が足りなくなった時に同じような本棚を調達するのに難儀してしまう。そこで考え出されたのが、今回紹介する【REK bookcase】。一言で表現すると、記事タイトルにあるように「トランスフォームする本棚」といったところだろうか。
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普通は幾何学的な雰囲気もある、デザイナブルな本棚
「ちょっとスペースが足りないかな」と思ったら、各パーツを引っ張って本を入れるスペースを拡張
逆に、ぎっちりと各棚を押し込めるとここまで小さくなる。これはこれでオブジェクト的インテリアとして良いかも
これはオランダのデザイナーで現在ロッテルダムに本拠地を構える、レイニール・デ・ヨン氏(Reinier de Jong)による本棚。5つの組み木のようなパーツから構成されていて、利用者が使いたい分だけスペースを用意できるように、自由に調整ができるシロモノ。デ・ヨン氏いわく「この本棚は利用者の本の収集と共に大きくなっていく。本の冊数が増えるほど、本棚も成長していくんだ」。本棚の外壁は(基本色が)明るい灰色のラミネートコーティング、内部(本が収まる部分)は灰色で彩られている。
良く見ると分かるのだが、この本棚、奥行きの板が無いので単に本棚としてだけでなく、調度品を置くおしゃれな棚としても使用できる。
花瓶などおしゃれな調度品置きとしても。
【専用の通販ショップ】によると、サイズは192×198×36センチ、色は明るい灰色・暗い灰色・グリーン・茶色系統の灰色の全四種類。価格は4375ユーロ(58.6万円)。デザイナーズブランドということもあるせいか、かなりお高め。アイディアとしては秀作であるだけに、手身近に手に入らない額なのがちょっと残念ではある。
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