ロシアにあるマックのドライブスルーで見られる日常的な風景
2009/11/08 07:38
自動車が普及した現在において、運転しながらファストフードの注文と商品の受け取りが可能な「ドライブスルー」は極めて効率的な発明といえる。運転席で商品のやりとりができるため、駐車場を必要とせず、運転手も手間と時間を節することが出来、気軽に利用ができるからだ。そのドライブスルーもロシアで展開すると、諸外国とは少々違った情景を見かけることができるようだ(【元記事:Dark Raosted Blend】)。
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ロシア・モスクワ中部のドライブスルーにて。一応「ドライブ」はしているのだろうけど……
ロシアの首都モスクワ中部にあるマクドナルドのドライブスルー。そこに現れたるは馬車に乗った若者たち。店員も何事も無いかのように注文を受け、商品を渡している様子が確認できる。
こちらはさすがに乗馬したままでは高さが合わないため、下馬した上で買い物をしているようだ
こちらは別店舗でのドライブスルー。馬車では無く乗馬で乗り付けたため、そのままでは車高(馬高!?)があわず、乗馬していた人は馬から降りて注文をしているようだ。ドライブスルーの意味が無いような気もするが、そこは言葉通り「スルー」してほしい。
元記事のさらにソースをたどると、ロシアの投稿写真家Kotofei氏が撮影した日常風景のスナップが元絵のようで、合成写真や演劇か何かの1シーンでは無いもよう。さすがに「頻繁に」というわけではないだろうが、ロシアでは「乗馬、馬車でマクドナルドのドライブスルーに乗りつける」というシーンがよく見受けられる、ということなのだろう。
あるいは、と思い動画投稿サイトYouTubeで同様の投稿を探したが、各国でいくつかの事例を確認できた(中には【馬車でドライブスルーに乗りつけたのに無視された】という事例もあったが……)。
Horsing around at Mc Donalds / McDonalds。
上記動画の場合、馬車では無く乗馬で、しかも乗りながら注文を行い、商品を受け取っている。なかなかやる(!?)ものである。
ちなみに日本の場合、道路運送車両法などの規定に基づき手綱や鞍、警笛などの装備が必要になるが、乗馬の状態は「軽車両」扱いになるので車道の走行は可能。ということは、理論上はドライブスルーを用いることができる、はず。もっとも、自動車が使えるのならそれを使うにこしたことはないのだが。
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