バスが来たのも忘れてしまいそうな停留所

2009/11/06 17:13

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Cadbury Creme Eggイメージ先に【イケアのイカすバス停留所広告】で例示したように、しばらくの間その場に人が留まり、比較的広い面積を有するパネルが設置されるバス停留所の特性を活かし、海外では多種多様なアイディアの広告が展開されている。今回紹介するCadbury Creme Egg: Touchscreen bus shelter gameもその一つ。バスの待ち時間で手持無沙汰状態な人たち誰もが気軽に楽しめる、シンプルな娯楽を提供してくれるものだ。



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Cadburys Creme Egg Bus shelter game。
Cadburys Creme Egg Bus shelter game。

「Cadbury Creme Eggs」イメージこれはイギリスのバス停留所で展開された、チョコレート菓子「Cadbury Creme Eggs」の広告。元々このチョコレート菓子、特にイースターに好んで食べられるもので、外見が卵の形をしている。それだけなら日本でも中に食玩が入っているタイプをよく見かけるが、こちらは中身もちゃんと卵っぽく、黄身や白身のようなクリームが詰まっている。

ゲームは極めてシンプル。画面中央に表示されるスタートボタンを押してゲーム開始。20秒の制限時間の中で、画面上に次々と表示される「Cadbury Creme Eggs」に出来るだけ多くタッチし、言葉通り「つぶしていく」。つぶれた「Cadbury Creme Eggs」は中の美味しそうなクリームが飛び散り、「びちゃっ」としたイメージが画面上に表示されるというあんばい。

このゲームなら簡単なルールのため、バス停留所を利用する老若男女誰もがすぐに楽しむことができる。「どんな人が使うか分からない」という停留所向けのエンターテインメントとしてはうってつけのものといえる。もちろんプレイしているうちに、大好きな「Cadbury Creme Eggs」のことが頭に改めてイメージされ、バスに乗って目的地に着いた後、お菓子屋などでチョコレートを買い求める、というのがメーカー側の狙い。特に子供が遊んで、親に「Cadbury Creme Eggs買ってよ-」とせがむシーンが容易に想像される。

高得点を獲得しても何か景品がもらえるわけではない。しかしバスを待っている人たちがギャラリーとして存在すると、つい夢中になってしまうもの。くれぐれも熱中するあまり、バスに乗りそこなうことが無いようしてほしいものである(笑)。



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