お酒の効用、家と外ではまったく別物!?
2009/11/04 07:25
マイボイスコムは2009年10月23日、お酒の飲用に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体のうちお酒の飲用者においては、自宅で飲む時には「リラックスしたい」と考えている人がもっとも多いことが分かった。一方、外で飲む時には「開放的になりたい」「語り合いたい」「気持ちを盛り上げたい」などが上位についており、自宅と外では飲用に求める効果が微妙に異なることが見て取れる(【発表リリース】)。
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今調査は2009年10月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3102人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代32%・40代32%・50歳以上22%。
調査母体のうちお酒を飲む人は81.6%に達しているが、それらの人に家(自宅)と外での飲用について、「どんな気分になりたい時に飲用するか」について尋ねたところ、自宅においては「リラックスしたい」という回答がもっとも多く、6割近くに達していた。リラックス効果を強く望んでいることが分かる。
どんな気分になりたい時、その場でお酒を飲むか(複数回答、飲用者限定)
自宅での飲用において望む効果はトップの「リラックスしたい」に続き「疲れをとりたい」「気持ちよく寝たい」「ストレスを解消したい」「気持ちを軽くしたい」など、お酒そのものによる身体に与える影響に対する期待が強い。
ところが外での飲用になると、トップは「リラックスしたい」ではなく「開放的になりたい」。そして「語り合いたい」「気持ちを盛り上げたい」など、お酒自身の効用よりも、その効用を活用して周囲の人たちとのコミュニケーションを楽しみたい傾向が強い。いわば「コミュニケーションツールとしての飲用効果」に期待をしていることになる。
これは以前【飲めずとも「飲みニケーション楽しもう!」飲めない人でも問題ナシよ】などでも紹介した、いわゆる「飲みニケーション」を期待してのものであり、飲用についてはその際に他人との「壁」を打ち破るための道具としての効用に、期待をかけている人が多いことになる。
そのものの効用を求めるにしても、他人とのコミュニケーションを楽しむための道具に使うにしても、お酒の基本は「飲んでも飲まれるな」。他人に強要されることなく、自分の体に合った飲み方をすべきなのは言うまでもない。
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