イケアのイカすバス停留所広告
2009/11/03 12:00


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バス停留所の側面に、ぎっしりと、そして乱雑に詰められた料理道具。そして下には……
バス停留所の壁の片面をガラス張りの容器にし、その中にはぎっしりと、そして乱雑に台所用品や素材が詰められている。タオル、フライパン、電子レンジ用の耐熱手袋、缶詰、鍋のふた、スパゲッティ、コーヒー、豆、その他なんでもあり。ぱっと見で「ああ、これは(自分の家のような)散らかっている台所みたいなものだな」というイメージが頭に思い浮かぶ。要は「カオスな状態の台所」をイメージするためのビジュアル。
そして下に目をやると、イケアの収納セットを用い、キレイに整頓された調理道具たちが。要は「イケアの収納セットを使えば、このガラスケース内にあるような酷い状態の台所は防げますよ」というアピールをしているわけだ。
アピールしたい内容について「それを選択しなかったらどうなるか」を演出し、その有効性をさらに引き立てるのはよくある手法。今件は特殊な環境(縦長のケースを生成できるバス停留所の側面)をうまく活用した、しかも手間があまりかからない優れたやり方といえよう。何しろガラスケースさえ用意できれば、あとは横長のポスターを貼り、適当に台所用品を上から積み重ねていけばよいのだから。
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