ローソンの「プレミアムシュークリーム」
2009/10/28 12:09
「Garbage Shot」第百十六回。今回は以前【スプーンで食べるデザート第二弾「プレミアムシュークリーム」ローソンから発売】などで紹介した、[ローソン(2651)]の「驚きの商品開発プロジェクト」におけるデザート部門第二弾「プレミアムシュークリーム」を紹介する。
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「驚きの商品開発プロジェクト」とは、商品価値の“3割”アップを目指し、「原材料を起点」とした商品開発を行う、ローソンの商品開発プロジェクト。原材料の一括大量仕入れなどにより良質な食材を確保し、全面的な製法の見直しによりその食材を最大限に活かした商品の開発を進めている。【ローソンの「スタミナ牛焼肉弁当」】で紹介した「スタミナ牛焼肉弁当」を皮きりに、複数のお弁当シリーズ、そしてデザートとしては先に【ローソンの「プレミアムロールケーキ」】で試食レポートを紹介した「プレミアムロールケーキ」を発売している。
今回はいつも通り近所のローソンで購入。幸いにも品切れを心配する事無く購入できた、が、今回も「専用お持ち帰りバッグ」は入手できず。店員の話によると「入荷はされたが品切れ」とのこと。間が悪いのか運が悪いのか。なお今回は、ちゃんとお店側の方でスプーンを用意してくれた。
店頭に並ぶプレミアムシュークリーム。前回紹介したプレミアムロールケーキも健闘中
早速自宅に戻り、商品を取り出してみる。
品の良さげなパッケージにおさめられているプレミアムシュークリーム
店の棚に一緒に並べられていた大きなツインシューと一緒に。サイズとしては普通のシュークリームと変わらないので、ツインシューと比べるとプレミアムシュークリームは小さめに見える
スペックとしては、重量が正味90グラム、サイズは縦横高さ共に80ミリ前後。手のひらに収まりそうなサイズだ。もっとも非常に上品でふんわりとしていることもあり、本当に手のひらに収めるとつぶれてしまいそうな感がある。普通のシュークリームのように、手に持ってがっつりと食べるようなタイプでは無い。
リリースの写真では「ぱっくり割れたところからクリームがはみ出るシュークリーム」のイメージが強かったが、実物を見るとさらにクリームのはみ出方が派手で、まるで「ホットパイ」(パンの中央をくりぬいて中にクリームシチューなどを収めたもの)に近い。
上から眺めた図。生クリームぎっしり
フタ側を見てみる。グレースと刻みアーモンドの香りが食欲を誘う
クリームはもちろんなのだが、それ以上にフタの部分のグレーズ(砂糖など)ときざみアーモンドの香りがこうばしく、撮影中も食欲ゲージは高まりっぱなし。
ロールケーキ同様に、このようにしてスプーンですくってクリームを堪能する
断面図。下半分はカスタードクリーム
前回の「プレミアムロールケーキ」同様に、基本はスプーンですくってクリームをいただくというスタイルで食べるのがおススメらしい。上から生クリームを少しずつ「開拓」していくと、じきにカスタードクリームの層に行きつき、二つの味わいを堪能できるわけだ。
クリームそのものは重厚そのもの。安いクリームだとありがちな、「べっとりとした、後味の何となくチープな甘さ」ではなく、「私がクリームであるっ!」という自己主張が喉に響くような、そして後にあまり引かない上品な甘さが楽しめる。時に応じてシュー(皮)の部分をちぎって共に口にすれば、「二種類あるとはいえ、クリームばかりだと少々辛いかも」という人には良い口直しになる。
と、べた褒めのように見えるが、実は一つ問題点が。先の「プレミアムロールケーキ」と異なり、この「プレミアムシュークリーム」、スプーンだけですべてを食べきることは難しい。ロールケーキ部分は充分やわらかいのでスプーンで割ってクリームと共に口にできるが、シュークリームの場合には直上の表現にあるように、手で皮の部分をちぎらないと、一緒に口にすることは難しい(スプーンでシューの部分をちぎれるような器用な人はあまりおるまい)。
シュークリームの仕様そのもの、と言われればそれまでなのだが、その点が唯一気になったところではある。美味しいことに変わりは無いし、クリームをほとんど食べ終えた後、わずかに残ったクリームと共に「ぱくりっ」と皮を丸ごと口にしてしまうのが、一番無難な食べ方ではないかな、と。お上品にいく場合には、少しずつちぎりながらいただいた方が良いかもしれないが。
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