サンドイッチになる夢を見れそうな食パン座椅子
2009/10/26 07:14
お菓子の家の童話をはじめ、「好きな食べ物に埋もれていたい」という願望は誰も持っているもの。実際にはそんなことは(ほぼ)不可能なのだが、疑似的にそれを体感しようとするあまり、さまざまな家具・調度品をその食品イメージで作り上げてしまうことがある。【きっとハンバーガーに埋もれる夢を見られるベッド】が好例だが、食パンなどでも実践しましたよ、という話が【Inventorspot】で紹介されていた。
スポンサードリンク
ヒルリード 低反発パンシリーズ座椅子[食パンタイプ]
元記事では「君をサンドイッチにして食べちゃいたいくらい」という歯が浮くセリフで紹介されているこの「食パン座椅子」、見た目がラスクっぽい食パンの造形をしている。サイズは幅460×奥行き570-900×高さ450ミリ、座面高110ミリ。中の素材はウレタンフォームで、フレームはスチールパイプ。いわゆる低反発の、やや小さな座椅子で、背面は水平状態から5段階のリクライニングが可能。
小さな赤や紫の座布団を用意してお尻の部分に敷けば、イチゴジャムやブルーベリージャムとしゃれこむこともできる。はたから見れば少々お間抜けに見えるかもしれないが、食パンとしての再現度は(食パン自身がシンプルなだけに)なかなか高い。いくつかこの「食パン座椅子」がリビングに並んでいると、自分のパン好きをアピールできるだろう。冷静に情景を観ると、ややシュールでもあるが。
なおこの「食パン座椅子」、写真などから分かるように、元をたどると日本製であることが判明している(『ヒルリード 低反発パンシリーズ座椅子[食パンタイプ]』)。シリーズ商品としては食パン以外に「メロンパン」「ハンバーガー」が用意されている。材質・主要スペックは「食パン」と同じだが、正直元ネタ(本物のメロンパン・ハンバーガー)と比べると再現度はさほど高くない。メロンパン座椅子は某ライトノベルの主人公が喜びそうだが、ハンバーガーは指摘されないと「カスタネット? 何かの貝??」と頭にはてなマークを浮かべてしまいそう。
おしゃれ、というよりはお茶目、な感の強い座椅子だが、普通とはちょっと違ったリビングを演出したい時には良いアイテムの一つといえるだろう。
スポンサードリンク