「これも一緒に」コンビニでの衝動買い、安売り・新商品・限定・おまけが効果的?

2009/10/26 07:12

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コンビニでおまけつき商品を買うイメージマイボイスコムは2009年10月23日、コンビニエンスストア(コンビニ)での商品購入に関する調査結果を発表した。それによると、コンビニで買い物をする際に決めていたのと違う商品を購入する最大の理由・元々買うつもりが無かったのに買ってしまった最大の理由は共に「よさそう(美味しそう)」、次いで「安かったから」であることが分かった。「よさそう」と気付かせるきっかけが多数用意されているコンビニならではの理由といえよう。また、買うつもりが無かったのに買ってしまった理由には、「新商品だから」「限定商品だから」「おまけがついていたから」などが上位に挙がっている(【発表リリース】)。



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今調査は2009年10月1日から5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3299人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代33%・40代30%・50歳以上22%など。

多種多彩な商品が用意され、「こんな商品もあったのか」という想いを抱かせる「気づき」の機会を提供していくれるのがコンビニの特徴の一つ。そこで、コンビニで何か商品を購入しようとしていたのにそれとは違う商品を買ってしまった人、元々買うつもりが無かったものを買ってしまった人それぞれに、その商品を買った理由を複数回答で尋ねたところ、両方とも最大の回答数を得られた項目は「よさそう(美味しそう)」だった。

コンビニでの買い物の際、「予定とは違うもの」「買うつもりで無いもの」を買う理由(複数回答)
コンビニでの買い物の際、「予定とは違うもの」「買うつもりで無いもの」を買う理由(複数回答)

購入目的が決まっている人は
「商品の内面」が中心。
ついで買い・衝動買いの人は
「商品の外面」「プラス要素」にも
大きく心を揺さぶられて
手を伸ばしてしまう。
元々何か買う予定があった人は、「よさそう(美味しそう)」「安かった」「買おうと思っていたものが無かった」など、その商品自身の内面的特性に注目して購入する傾向が強いことが分かる。一方、元々買うつもりが無いのに「その商品が良さげに見えてしまい、つい買ってしまった(強いレベルでの「衝動買い」)」では、「新商品」「季節限定品」「キャンペーン対象商品」「おまけ」など、内面的特性以外の面でも高い率の購入動機になりうることが分かる。

コンビニの商品ではキャンペーン対象品が多く、新商品が目に留まる場所に並べられ、食玩などのおまけつき商品がよく入荷される。今回のデータを見れば、それらの理由が良く理解できるというものだ。



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