コンビニでのお買い物、やっぱりメインは「お弁当や調理パン」
2009/10/26 07:11
マイボイスコムは2009年10月23日、コンビニエンスストア(コンビニ)での商品購入に関する調査結果を発表した。それによると、直近のコンビニでの買い物の際に、実施意に購入したものでもっとも多くの人が挙げていたのは「弁当・調理パン・パスタ・惣菜など」だった。いわゆる日配食品がコンビニの「肝」であることが改めて確認できるデータといえる。また、「菓子」「たばこ」をメインに買った人も1割ずつほどおり、これらの商品展開もコンビニには欠かせない要素であることも分かる(【発表リリース】)。
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今調査は2009年10月1日から5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3299人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代33%・40代30%・50歳以上22%など。
調査母体のうち直近一か月で商品を購入した経験(公共料金の支払い、ATMの利用は除く)のある人は86.7%。その人たちに、「直近の」コンビニでの買い物で実際に買ったメインの商品について一つ答えてもらったところ、もっとも多い回答は「弁当・調理パン・パスタ・惣菜など」だった。
直近のコンビニでの買い物の際、実際に購入したモノは(主なもの)
直近では【2009年9月度のコンビニ売上高は既存店が5.6%のマイナス・晴れの日多くもタスポ効果終焉の影響は大きい】となるが、お弁当やおにぎりなど毎日配達される食品(日配食品)がコンビニの需要としてもっとも大きいのが分かる。続く順位にいる「飲料」「菓子」と比べるとコンビニ側の采配・開発の領域が大きい項目でもあり、だからこそコンビニではお客の注目を集め手にとってもらおうと、懸命に新商品を開発しているのだろう。
また、展開から1年を超えて「前年同月比」における効果が失われてしまったものの、いわゆる「タスポ」効果によって「コンビニでたばこをメインに購入する」層が着実に定着したことも確認できる。
主力購入商品上位で注目すべき要素はこれくらいだが、一覧に挙げられた商品項目を見直すと、改めて「コンビニって色々なものが売っているのだな」ということが分かる。何か急に必要になった時、いつでも手に入る安心感を供給してくれるという点でも、むしろそれだからこそ、コンビニはコンビニ(便利)なのだろう。
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