野菜値上がりの昨今、行政や流通に何を望む? もっとも大きな声は……
2009/10/18 09:32


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今調査は2009年8月6日から12日までの間に、主婦を対象とした携帯電話向け無料サービス「シュフモ」において行われたもので、有効回答数は3940人。年齢階層比は非公開・男女比は公開されていないがサイト特性から観て、ほぼ100%が女性と思われる。
今調査ではさまざまな視点から「野菜の値上がり」に関する質問が行われている。その中で「野菜の値上がりが著しい昨今、行政や流通に望むこと」を複数回答で尋ね、その上位三位をピックアップした結果が次のグラフ。

野菜値上がりの昨今において行政や流通に望むこと(上位三位、複数回答)
上位三項目しか掲載されていないのが残念だが、行政や流通自身にしか出来ない「便乗値上げへの監視(と指導)」がトップについているのは、裏返せば「便乗値上げが行われているのではないか」という不信感によるものだろう。野菜の不作そのものが原因なら仕方ないにしても、関係の無い他の商品にまで飛び火されたのではたまらない、ということだ。

流通側からすれば「リスクが大きい」「何をいまさら」という声もあるだろう。しかしそれでも需要側の声の高まりにつれて、冒頭にもあるように規格外の野菜の販売や、商品の小分け化も少しずつながら行われる様相を見せている。また、機会があればだが、農家が独自に行っている露天販売などを活用するのも良い(野菜の規格などお構いなしの場合が多い)。
食生活を営むにあたり、野菜の摂取は必要不可欠なだけに、野菜の値上がりは切実な問題。販売側には折に触れて要望を語ると共に、自己防衛に励み、この難所を乗り切りたいものだ。
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